実力が変わらなくても○○活用でハイパフォーマンスに！

【day696】

こんにちは！

ワクワク働きたい組織づくりの専門家、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^

本日も、ブログをお読み頂き、
ありがとうございます。

先日の全日本男子フィギュアでは、羽生結弦選手が、めずらしくミスを連発し、不振。こんなところで終わる人ではないと思いますので、今後に期待したいです。

一方で、今季ずっと不調に陥っていた、宇野昌磨選手が、シーズンベストを更新して、優勝。すごいです！

試合後のインタビューで、シーズンベスト更新の要因を聞かれると、宇野選手は、

「ちゃんとコーチが決まったところかな。今年はコーチから離れることになって、ひとりでやっていけるという思いがあったなか、試合をやってみて、試合での難しさではなく試合に向けての練習でコーチって大事なんだなと思いました」

と答えています。

宇野選手は、今季コーチが不在だったんですね。

新しく宇野選手のコーチに決まったステファン・ランビエルさん曰く、

「ぼくのところに来た時に、ショーマが最も必要としていたのは、サポート。それも身近でありながらも、外部の客観性を必要としていたと思う」

とのこと。

宇野選手の実力が落ちた訳ではないのに、いいパフォーマンスを発揮できなかった。

ところが、客観的な視点を得ただけで、長い不調から脱出し、見事なパフォーマンスで、逆転V。

これは、スポーツだけでなく、ビジネスの世界にも当てはまります。

困ったことが起こった時は、視野が狭くなりがちです。

狭くなった視野で「どうしたら？」と解決策を考えても、ますますハマってしまうこともあります。

先日、新しい顧問先さまのサポートがスタートしました。

サポートの中には、ある若手ホープの課長育成が、メニューに入っています。

課長の上司である部長さんから、

部長

彼は実力はあるのですが、まだ若いので、年上の部下たちに上手く指示だしが、できてないみたいなんです。なので、課としての成果がイマイチなんです。部下への伝え方を教えてやってほしいんです。

と伺っていました。

課長さんご本人と面談し始めた当初も、困っていることの１つに、「部下指導の方法が知りたい」が、挙がっていました。

しかし、課長の現状を丁寧に聞いていくと、それは、成果が上げられない状況の根本原因では、ありませんでした。

まず、一番大事な彼のキャリア軸を確認し、次に、溢れかえった案件の整理をする方法を、お伝えしていきました。

１ヶ月後、なんと、堂々と積極的に部下に指示を出している課長さんがいました。

課長

やらなければならない案件が多すぎて、何をどうすればいいのか、分からなくなってたんですけど、大図さんに教えてもらったやり方で、仕事を整理できるようになったら、何を部下にお願いすればいいのか明確になって、指示出しに困らなくなりました！

とおっしゃっていました。

部長からも、

部長

課長も部下も、積極性が増して、行動量が増えています。大分、いいです！

とフィードバックをいただきました。

上司も本人も、問題にハマって、本当の原因に気づいてなかったケースですね。

客観的には、伸びしろがまだまだいっぱいあるので、これからの彼らの成長＆成果が、とても楽しみです。

客観的な視点、ぜひ活用してくださいね。

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