1年分の事業計画の90%が3ヶ月で達成!ぐんぐん進むアクションプランの立て方
【day484】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりの専門家、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読み頂き、
ありがとうございます。
売上を伸ばしたいが、
現状の社員や体制では、
これ以上対応しきれない。
営業に、商品開発に、
力を入れていきたいが、
とても余力がない。
新規事業も考えないと、
このままじゃ先細り。
しかし、取り組む時間もない。
お客様からのクレームも多く、
品質向上の対策を取りたいが、進まない。
社員育成や採用も、
もっと力を入れていきたいが、
追いつかない。
月次決算の精度を上げたり、
資金繰りの調整もしなければ。
アレもコレもやりたいけれど、
いっぱいいっぱい。
経営者の悩みは、尽きないと思います。
と悩まれる経営者の方に、よくお会いします。
人間は、1日に6万回思考していると言われています。
意欲があり、好奇心も強い経営者であれば、ビジョン実現や業績向上に向けたアイディアも、たくさん湧いてくるでしょう。
向上心が高く、慎重な経営者であれば、現在の会社の状況から、解決すべき問題が、いくらでもあるという状態でしょう。
私のクライアントさんたちも、いつも、前のめりで、様々なことを考えていらして、素晴らしいなと尊敬することばかりです。
しかし、素晴らしいアイディアも、頭の中に、ごちゃごちゃとあるだけでは、行動を助けてくれるというより、決断するのが遅くなり、実践が遅れたり、危機意識から、焦る気持ちが膨らんでしまったりもします。
そこで、今現在、会社が取り組むべき課題は何で、何をどういう順番で進めていったらいいかを考えるのに、とってもオススメなのが、フセンを使って整理をする方法です。
私のクライアントさんには、このやり方で、頭を整理してもらっています。
すると、いろんなことを、どんどん実現していかれるようになります。
1年かかると見込んでいた事業計画の90%が3ヶ月で達成するようなことも、続出です。
フセンは、経営者の頭の中に溢れるたくさんの思考を、整理するのに、とっても有効で便利なツールなんです。
【1】全部書き出して見える化する
さて、計画を立てていく時は、どんなアイディアや選択肢があるのか、頭の中にあるものを、全部、外に出してしまうことから、始めます。拡散と収束の拡散ですね。
頭の中に、気になっていることがあると、それらが、頭の中で、エンドレスに、ぐるぐると回って、すごくたくさんある気がしてしまいますけど、外に出して、見える化することで、扱うことができるようになるんですね。
それでは、始めましょう!
まず、紙とフセンとペンを用意します。
「やりたいこと」「やらなければならないこと」「気になっていること」などを、1つのフセンに、1つずつで、全部、書き出してみます。
100個でも、200個でも、とにかく全部、頭に浮かんだことを、片っ端から書き出します。この時点では、「これは書いた方がいいかな?いらないかな?」と選びません。
選ぶのは、後からやりますので、ペンを止めずに、ひたすら書き続けます。
例えば、「経営計画発表会をしたい」「5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾(しつけ)」「売上○○円」「品質向上」「新規事業立ち上げ」「管理職の育成」「朝会で社員から意見がでない」「若手社員の技術力向上」「○○さんが、成長しなくて困った」「お客様からのクレームが多すぎる」「オフィス移転」「設備投資」「資金繰り」「月次決算」などなど。
字は、自分が分かればいいので、キレイに書こうとしなくて、OKです。
また、「クレーム対応」「幹部育成」など、単語でも、大丈夫です。
サイズ感が違うものが、混在していても、大丈夫です。例えば、「人事制度を見直す」「○○さんの給与」「決算賞与」「社員のキャリアプラン」など。
「これ以上出てこない!」となるまで、出しきります。
このステップでは、全部出しきることが、とても大事です。
この時点で、頭も心も、スッキリする方も、多いです。
と、思ったより少なかったという方も、いらっしゃいます。
という方も、いらっしゃいます。
どちらにしても、頭の中にあった雑多なもの、漠然としたものが、外に出て、客観的にも目で見える形になっただけで、安心したり、スッキリするものです。
人は、どんな時、不安になるのかというと、実態を把握できない、終わりが見えない時なんです。
【2】時間軸と重要度で整理する
では、全部書き出し、見える化して、扱いやすくなったところで、整理していきます。拡散と収束の収束ですね。
いよいよ手を付ける順番を決めていきます。
時間軸と重要度で、並べます。
紙を用意して、下図のように、「未来」「現在」の文字と矢印を書きます。
そして、その紙に、1つ1つフセンを、置いていきます。
早くやるのが、手前の「現在」寄りで、まだ先でいいのは、「未来」寄りです。
重要なものは、中心のラインの上に。逆に、重要度の低いものは、紙のはじっこの方に、置きます。
フセンは、一度置いても、貼り直すことができるので、便利ですね。
置いていくうちに、「どれも、急ぎで対応しなくちゃならないし、重要なんだよな。」と、どうしても、同じ位置に置きたくなるものも、出てくるかもしれません。
そうなった場合は、実際、全く同時にやるというのは、難しいですので、「敢えて、順番をつけるとしたら」で、必ず、順番をつけるように置いていきます。
いきなり正解を出そうとし過ぎず、仮でいいので、まず置いてみる。置いてみてから、調整するのが、オススメです。
どうしても順番がつけられない場合、1つのタスクを分割するのも、ありです。例えば、「人事制度構築」だとしたら、「他社について調べる」「社員へのヒアリング」「評価項目の設定」「新しい人事制度での給与試算」などと、分割できますね。
かなりスッキリしたのでは、ないでしょうか。
フセンを使うと、視覚や手を使うので、大脳新皮質の思考だけでなく、直感力を使えますので、しっくりくる、腑に落ちる決断がしやすいんです。
私も、毎日、フセンを使って、タスク整理をしています。フセンがないと、すぐに、頭も心もいっぱいいっぱいになって、動けなくなると思います。笑
脳の容量を、タスクを、覚えていることに使うのではなく、創造的なことや、決断するエネルギーに使いたいですよね。
【3】なぜ、フセンがいいのか?
①フセンは、気軽にやり直しができます。
紙に直接書き出してしまうと、やり直しができません。また、いろいろなパターンでの検証が、容易にできます。
②好きな位置に貼ることができます。
枠線などが多い決まったフォーマットですと、フセン同士の距離感など、頭の中のイメージを、そのまんま、目の前で再現することで、脳に無駄なエネルギーを使わせず、直感的に判断できるようになります。
③短い言葉で表現できる。
フセンの大きさの制約が生まれますので、考えていることに、短いラベルを貼ることができます。
④五感を刺激する。直感を使える。
目で見て、手を動かすことで、直感力をフル稼働させることができます。
今の時代、ITも進化していますので、Webやスマホ等を使うのもアリなのですが、以前、「人間の脳は、PCに対応するまで、進化していない」と聞いたことがあります。
どういうことかと言いますと、書類をPC上で作った時には、誤字脱字に気付かなかったけれど、印刷して、紙の書類を眺めると、気付くことがあるのは、そういうことだそうです。
私も、感覚としては、キーボードを打つより、ペンで、フセンに書く方が、ひらめきやすいように思います。
【4】まとめ
フセンを使ったアクションプランの作成、いかがでしたでしょうか?
漠然としていたものが、具体的に細分化されて、誰に何をお任せするのかが、明確になると、「できる感」も上がりますし、進んでいくことが、リアルにイメージできると、「やりたい感」も上がります。
会社という船のキャプテンである、経営者が見ている航海図(未来)が、スッキリとすると、さらに、自信をもって、舵をきることができるようになります。
また、やるべきことが、経営者の頭の中だけに、あるのではなく、外に可視化されていることで、社員とも共有し、議論がしやすくなります。
目標達成への道筋を具体的に、社員と共有することで、「社長は、こう考えてるんだ」と分かり、社員たちも、言われたことをやるだけでなく、自分たちで考え、発言し、行動することができるようになっていきます。
クライアントさんから、
などなど、嬉しい報告をもらっています。
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セルフでやっても、相当の効果があります。
ぜひ、試してみてくださいね。
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