3日で3分!サルでも分かるティール組織講座・その2
こんにちは!
ワクワク働いて、
生産性を向上させる組織の専門家、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読み頂き、
ありがとうございます。
昨日に引き続き、マネジメントの
常識を覆す次世代型組織として、
世界中から注目を集めている
「ティール組織」をご紹介です。
1日1分、3日で3分と、3回に
分けて、ティール組織のポイントを
お伝えして参ります。
ちなみに、昨日の記事は、こちら。
昨日は、組織モデルの進化の過程を
ご紹介しました。
そして、本日は、お待たせしました!
ティール組織です!
進化型組織(ティール・青緑)は、
ピラミッド型の組織構造はなく、
社員一人ひとりが主体性を持つ
自主経営組織です。
大きな特徴は、以下3つです。
1.存在目的を重視する
2.自主経営(セルフマネジメント)
3.全体性
1つ1つみていきますね。
まず、1.存在目的とは、
組織が存在する目的です。
ビジョン、理念、使命と
呼ばれるものです。
本書で、ティール組織の事例として
挙げられている、訪問看護の組織、
ビュートゾルフの存在目的は、
「病気の人や高齢者に自主的な、
意義ある生活を送ってもらうこと」です。
アレ?従来の組織にも、ビジョンや
理念、使命は、あるよね?
と思われるかもしれません。
しかし、従来の組織では、存在目的が
一番ではなく、あくまでも、
競争社会で勝利する、生き残ることが、
一番の目的です。
本書では、メンバーは、滅ぶのは
イヤだという恐れが、意思決定や
行動の動機づけになっているため、
疲弊しやすいと指摘しています。
ところが、ティール組織の場合、
組織の存在目的と、個人の存在目的
の共鳴するところで、意思決定や
行動をしていくことで、常に、社員は、
信じられないような力を発揮する
とされています。
ここは、以前ご紹介しました
当社の考え方「社員さんの幸せと
会社の利益の両方を、実現するため
の基本前提」に近いように思います。
次に、
2.自主経営(セルフマネジメント)
です。
ティール組織には、従来の組織に
あった、ピラミッド構造が存在しま
せん。
本書が指摘する、ピラミッド構造に
よる弊害は、2つ。
上司は部下に、仕事を任せる際、
部下を説得・納得をしなければならず、
疲弊。また、部下は自発的ではなく、
与えられた仕事を受け入れるため、
疲弊が生まれる。
また、上下関係があることにより、
部下は上司に、自分をよく見せたい
という社内生存競争が起こり、疲弊
してしまう。
従来の組織では、階層の上位者が、
管理者であり、決定権者です。
ところが、ティール組織では、
各メンバーが、存在目的を全うする
ために、意思決定に関する権限と責
任を負うのです。
先のビュートゾルフの看護師たちの
場合、ケアサービスを提供するだけ
ではなく、人事、経理、営業、企画、
品質管理などのあらゆる業務の決断
と実行をしていきます。
必要な予算を自分たちで決め、
給料も自分たちで決めるのです。
これは、すごいです!!!
自主経営を維持するために、
コーチの存在も、重要になってくる
のですが、それは、またの機会に。
続きは、明日。
ティール組織、最終回です!
本日の問いかけ: 既存の組織モデル
により起こる弊害に対して、御社は、
どのような解決策がとれるでしょうか?
理想に向かって、仲間と一緒に、
ワクワク進む、幸せな組織創り、
応援しています\(^o^)/
疑問質問、ご相談がございましたら、
お気軽に、お問い合わせ下さい(*^_^*)
感想も、お待ちしております♪♪
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