御社のマネジメントはどの組織モデル？＠ティール組織

こんにちは！

ワクワク働いて、
生産性を向上させる組織の専門家、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^

本日も、ブログをお読み頂き、
ありがとうございます。

本日は、「上下関係も、売上目標も、
予算もない！？」と、

マネジメントの常識を覆す
次世代型組織として、
世界中から注目を集めている
「ティール組織」について、
ご紹介していきます。

589ページ！もある本書からの
ポイント紹介です。

この写真は、厚さをお見せしたかった
だけです。笑

ティール組織の詳細に入る前に、
まずは、本で紹介されている、
ここまでの人類の歴史の中で、
出現してきた組織モデルを、
進化の順に、４種類ご紹介します。

各組織モデルには、名前とイメージ色
が、つけられています。

「自社は、どの組織モデルに近いだ
ろうか？」とアンテナを立てながら、
読んでみてください。

 

１つめ。衝動型組織（レッド）

組織事例としては、マフィア。

特徴は、集団をまとめるために、
組織のトップは、暴力などの
個人の力を使って、支配します。

つまり、メンバーは、恐怖によって、
つなぎとめられています。

メンバーは、力の強いトップに
従うことより、安全を得ているため、
依存的。

環境変化に対しては、受け身。

中長期的な視点はなく、
今を生き抜くことを重視します。

 

２つめ。順応型組織（琥珀）

組織事例は、軍隊や大半の行政組織。

特徴は、ピラミッド型のヒエラルキ
ー構造で、トップダウンによる指揮
命令（何をするのか、どうするのか
も、上が決める）で、運営されます。

衝動型（レッド）に比べて、
組織規模が拡大できるようになり、
中長期的な計画を持つようになりました。

ただし、厳格なプロセスにより
何よりも「安定」を重視するため、
未来は、過去の繰り返し。

 

３つめ。達成型組織（オレンジ）

組織事例は、実力主義の企業。

特徴は、競争に勝ち、利益を獲得し、
成長することを目指します。

ピラミッド組織ですが、成果により
上のポジションに行くことができます。

順応型（琥珀）に比べて、
変化とイノベーションを、チャンスと
捉えて、前進していくようになりました。

ただし、目標達成のための経営
（目標数値や効率が指標）であり、
社員は、機械的に働きます。

 

４つめ。多元型組織（グリーン）

組織事例は、文化重視の企業。

特徴は、ピラミッド組織の中で、
文化と権限委譲を重視します。

達成型（グリーン）に比べて、
各個人は尊重されていると感じ、
お互いに助け合おうとするため、
社員のモチベーションは、
驚くほど高まるようになりました。

ただし、合意形成に時間がかかる
こともあります。

 

そして、それぞれの組織モデルは、
社会の発展と共に、「進化」して
きました。

つまり、あるステージで生まれた
組織は、それ以前の組織の要素を
内包しています。

下図のイメージです。
グリーンは、オレンジ・琥珀・レッドを
内包しています。

ですので、組織のシステムと文化
（構造、慣行、文化的要素など）は、
メインとなる組織モデルを中心に、
混在しています。

例えば、報酬について。

・社長が思いつきで、自由に給料を
上げたり下げたりできるとしたら、
それは、衝動型（レッド）に近い。

・組織における階級によって、
固定給が決められていれば、順応型
（琥珀）。

・個人ごとに目標を管理し、達成
すれば、報酬アップのシステムは、
達成型（オレンジ）の世界観。

・チーム単位のボーナスを重視する
のなら、多元型（グリーン）です。

複数の組織モデルを起点とする
報酬システムが、混在している
こともあります。

本部は達成型（オレンジ）メイン
で運営され、一部の工場が順応型
（琥珀）メインで運営される
ということもあります。

いかがでしょうか？

まずは、御社を現状認識してみて
ください。

何か変化を起こしたい時、
客観的な視点で現状を知ることから
始めるのは、オススメです！

明日は、いよいよティール組織に
ついてです！

本日の問いかけ：御社は、どの組織
モデルがメインでしょうか？
また、どの組織モデルの要素を、
より取り入れたいでしょうか？

理想に向かって、仲間と一緒に、
ワクワク進む、幸せな組織創り、
応援しています＼(^o^)／

疑問質問、ご相談がございましたら、
お気軽に、お問い合わせ下さい(*^_^*)
感想も、お待ちしております♪♪

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