東京ディズニーランドの伝説プロデューサーが作った経営理念

2018.02.07 by 大図美由紀

こんにちは！
「ワクワク働く」と「生産性」が両立する組織を創る専門家、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^

昨日に引き続き、
「先日、１０年ぶりぐらいに、
ディズニーランドに行ってきました」
ネタです。

ディズニーランドに行くからには、
行ってみたかったところがありました。
それは、パレードでも、アトラクションでもなく、
オリエンタルランドの経営理念が
刻まれているところ。
堀貞一郎先生が作られた経営理念です。

堀先生については、
昨日の記事をご参照下さい。

東京ディズニーランドの伝説プロデューサーによる夢を実現する力

以下、経営コンサルティングの師匠
和仁達也さんから、伺ったお話です。

堀先生は、４５年前、
新しい浦安の埋め立て地に、
人が集まるような場所を作る
プロジェクトを一任され、
そこから、世界中のテーマパーク見て、
人口ピラミッドや、経済の流れとか、
モロモロ、全部、
心の豊かさと、モノの豊かさと、
何に人が動くのか、全部研究して、
唯一、ぴったり条件が合う、
ディズニーに、辿り着きました。

そして、決めたら、次は、ディズニーを、
口説かなくてはなりません。
口説くために、何回も足を運んで、
ディズニーを引っ張ってくるための交渉。
来たとしても、
お金が、何千億円単位でかかる。
どうやってお金を集めるか。
これを全部借金してしまうと、
利益を食いつぶしてしまうから、
スポンサーを上手く作らなくてはならない。
いろんな課題があったそうです。

その中の１つが、人集めです。
スタッフさんの雇用です。
優秀で若いアルバイト社員がいる。
２万人ぐらいいる。
正社員ばかりだと、人件費倒れで、
採算が取れないから、
人件費の安い、意欲のある若手を
集めなくてはいけない。
これが、当時、本当に大変だったそうです。

今でこそ、夢の国実現で、
「私も、働きたい！私も、働きたい！」
という感じになってますけど。
今は、テーマパークと言いますが、
テーマパークという言葉も、
堀先生が作った言葉だそうで、
昔は、遊園地でした。

優秀で、超一流大学を出たような人間に、
「遊園地でバイトしない？」
なんて言っても、
誰も、イエスなんて、言わない。

今ですら、そうかもしれないと思いますが、
今から４５年前ですから、
時代背景的に、尚更、そうだったんですね。
でも、やる気があって、
人に心の幸せを感じさせることに、
燃えるような人を、
集めなくてはいけない。
何百人どころではなくて、
１万人や２万人の。

そこで、堀先生は、何をしたでしょうか？