理想から逆算しても問題が解決しない場合の解決策とは?
【五感思考day2449】
こんにちは!
人が自立的に動きグングン成果がでる仕組みをつくる
組織づくりコンサルタントの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
昨日・一昨日と2日間にわたってお伝えしてきた、「難しい」問題を解決するシリーズ3日目!
一昨日のブログは、こちら。
昨日のブログはこちら。
昨日は、難しい問題を解決するには、次の3ステップがオススメだとお伝えしました。
1.現状を把握する
2.理想の状態を描く
3.理想に近づく行動を出す
この説明をすると、
となってしまう方がいます。
行動が出ない多くの方は、このように考えています。
です。
これでは、惜しい!!!
何が惜しいのか?
どうすれば、先に進めるのか?
それは、、、
「現状」と「理想」の解像度を上げることです!
一昨日のブログで「難しい」は、事実ではなく解釈だとお伝えしました。
「社員にコスト意識がない」も事実ではなく解釈なんです。
解像度を上げて、あなたの解釈ではなく事実を明確にしていく必要があります。
解像度を上げて、事実を明確にしていくには、「社員にコスト意識がない」と自分はどうして思ったのだろう?を思い出してみます。
あなたは何かを見て、聞いて、感じたから、「社員にコスト意識がない」と考えたはずです。
何が起こっていたのかの解像度を上げていきます。
例えば、
「社員のAさんが○○の案件を△日かけてやっていた」から、自分的には「コスト意識がない」と認識した。
「営業部のBグループの売上が8月○○円、9月○○円だった」から、自分的には「コスト意識がない」と認識した。
などですね。
そして、上記だけですと、社員さんの現状だけですので、自分の社員さんへの関わりの現状も解像度を上げていきます。
例えば、「社員のAさんが○○の案件を△日かけてやっていた」 の場合、自分は社員のAさんにどんな指示を出したのか?です。
「○○の案件、なるべく早くやってね」
「○○の案件、納期はいつだから」
「○○の案件は、▲日以内でやらないと損益分岐点を下回るからね」
「○○の案件と●●の案件を上手く調整しながらやってね」
など、イロイロなパターンがあるでしょう。
Aさんとあなたの間に、管理職があるなら、あなたが管理職にどんな指示を出したのか?管理職がAさんにどんな指示を出したのか?
また、指示を出した後、進捗管理などがどのように行われたのか?なども含めてです。
このように解像度を上げて、現状を把握し、理想を描いていきます。
ちなみに、五感思考マネジメントでは、この現状や理想の解像度を上げることを頭の中だけでしません。
人間は同時に2つ以上のことを考えることができないからです。
タイムラインと言って時間軸や、数字や言葉を紙に書いたりしながら、見える化していきます。
そして、ここまでやっても、今1つ行動が出ないということもあるでしょう。
そこで、次のステップです!
長くなってきましたので、続きはまた明日に書きますね。
ここまでの「難しい」と感じる問題を解決するステップをおさらいしておきますと、、、
1.「難しい」ではなく「解決できる」と捉える。
2.「現状」「理想」「行動」の3ステップで考える。
3.「現状」と「理想」の解像度を上げる。
です。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!