どうしたら対人関係のトラブルを解決できるのか?
【五感思考day2177】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
久しぶりの続きネタ3日目になってきました。
ここまでを簡単におさらいしますと。
「人間の悩みはすべて対人関係の悩みでもある」。
五感思考マネジメントの考え方のベースとなっているアドラー心理学のアドラーさんはおっしゃいました。
つまり、対人関係の悩みが解決できるようになると、さまざまな課題に対して、解決の突破口を見つけることができるようになります。
人間の悩みはすべて対人関係の悩みは本当なのか?については、1日目のこちらをお読みください。
2日目は、なぜ、対人関係のトラブルは起こるのか?
それは、下図に表現されます。
同じ出来事を見ても、人によって解釈が違う。
それぞれの答えはその人に正解。
ここで、自分が正解で相手が不正解と思った時に、「相手が分かってくれない」という悩みが生まれます。
詳細は、昨日のブログでご確認ください。
3日目は、どうしたら対人関係のトラブルを解決できるのか?
その第1歩目は、「相手の答えは相手にとっての正解」だと受け入れることです。
これは、「相手の答えを2人にとっての正解とする」こととは違います。
例えば、自分は「商品をできる限り早くお客さまに納品したい」と思っている。
一方、社員は「高い品質の商品をお客さまに納めたいので、丁寧にチェックをしたい」と思っている。
社員さんの「高い品質の商品をお客さまに納めたいので、丁寧にチェックをしたい」を両者にとっての正解や会社としての正解としなくて、大丈夫です。
まずは、社員さんは「高い品質の商品をお客さまに納めたいので、丁寧にチェックをしたい」と思っているのだと受け止める。
社員さんがその答えにたどり着く理由や根拠が、今現在、社員さんの中にあるのだと受け止めるということです。
ここで、やりがちなのは、「分かった。君は○○と思ってるんだね。それは間違っているから、自分の言うようにしてね」とやってしまうこと。
これは、結局、相手の答えを否定してしまっています。
モチロン、これで、社員さんが分かって動いてくれるならいいです。
しかし、社員さんが動いてくれなかったら、トラブル発生となりますね。
また、社員さんが分かってないけど、仕方がないから動くとなっている場合は、社員さんの思考停止を促進させることにもなってしまいます。
とは言え、「社員さんはそう思ってるんですね」と受け止めただけでは、現実に起こっていることは、まだ変わりません。
自分にとっての正解と相手にとっての正解があるのだと受け止めた後は、何をしたらいいでしょうか?
長くなってきましたので、答えと続きは明日書きますね。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!