励ますつもりで「責任感がでてきたね」と部下に言ったら傷つけてた事件
【day1956】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、ありがとうございます。
私は、今でこそ、マネジメントやコミュニケーションのプロとして、みなさまにイロイロとお伝えしていますが、昔は、かなりなコミュニケーション下手でした。
ムダに周りといざこざやスレ違いを起こしたり、知らずに部下のやる気を下げるような関わりをしていました。
さらには、自分のコミュニケーション下手を認識しておらず、部下のやる気のなさを嘆いているほどでした。苦笑
ですので、マネージャーになった頃は、上手くいかないことばかりでした。
比較的上手くいっていた部下とも、ギクシャクしてしまったことがありました。
その部下はよくミスをしたり、少し抜けているようなところがありましたが、一生懸命だったし、信頼関係は良好でした。
そんな彼が、ある日、任せた仕事をきっちりとやってくれました。
私は感激して、彼にこう言ったんです。
「責任感がでてきたね!」って。
私としては、彼がしっかりやってくれた仕事ぶりをホメたつもりでした。
ところが、彼は喜ぶどころか、その後、よそよそしくなり、仕事のパフォーマンスも落ちてしまいました。
「彼、最近調子悪いけど、悩み事でもあるのかな?」と思いつつも、忙しさもあり、特にケアもしないでいました。
でも、あまりにズルズルと調子の悪さが続くので、ある時、彼と2人で話をしたら、私のかけた一言が彼のやる気を下げる引き金になっていたんです。
「大図さんは、自分のことを信頼してくれていると思っていたのに、責任感がないと思ってたんだと思って、ショックだったんです。」
と言われました。
あぁー、、、。ゴメンなさい。デス。
私は、まさか、自分の一言が、彼を傷つけたとは思ってもみませんでした。
その後、コミュニケーションを学び、今なら「なぜ、あの時、彼を傷つけてたしまったのか?」の理由が分かります。
むしろ、相手の勇気を引き出し、成長を促すような声がけができるようにもなりました。
コミュニケーションもマネジメントも”技術”なので、知っていれば、防げることや実現できることがたくさんあります。
昔の自分のように、知らずに相手の勇気を挫いてしまったり、ムダにスレ違いを起こすような人を減らしたいです。
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