指示をするから指示待ち社員が育つ。では、自分で考え動く社員を育てるには?
【day1736】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
あなたは、意識的もしくは無意識に、社員さんをコントロールしようとしていませんか?
「アレやってほしい。コレやってほしい。」とやり方を指示していませんか?
経営者として、会社の全責任を負い、顧客のことを思えば思うほど、社員さんに「もっと動いてよ。頑張ってよ。」と、イロイロ求めて言いたくなってしまう気持ち、分かります。
かつてのマネージャーだった私も、部下に対して、そうでしたから。
部下にもっと仕事に真剣に取り組んでほしくて、もっと成果を出してほしくて、ヤキモキしてばかり。
しかし、元来、人は、コントロールされたくありません。
指示されればされるほど、仕事が面白くなくなっていきます。
指示され、仕事がつまらないが続くと、考えなくなります。
指示待ち社員さんの出来上がりです。
「社員さんたちに自ら考えて動いてほしい」と願いつつ、実態は、むしろ、逆のことをやってしまっている。
では、自ら考え動く社員さんを育てるためには、どうしたらいいのでしょうか?
「ああしたらいいよ。こうしたらいいよ。」と自分が思う正解を教えてはいけません。
「あれしなさい。これしなさい。」と指示をしてもいけません。
「社員さんをコントロールする」のではなく、「社員さんたちにコントロール感を持たせること」が、大事なんですね。
それでは、社員さんたちにコントロール感を持たせるには、どうしたらいいのでしょうか?
まずは、社員さんたちの中に眠っている内なるエネルギー、勇気を目覚めさせることです。
勇気とは、自分らしく周りと協力しながら、チャレンジしようとする力です。
引き出された勇気をもって、目の前の仕事に楽しみながら取り組めるようになります。
そして、勇気を引き出すマネジメントは、誰にでもできます。
勇気を引き出すマネジメントは、才能ではありません。
技術です。
昔の私は、その技術を知らなかったがゆえに、部下に怒鳴り散らしては、部下のやる気を凹ませるばかりで、成果を出させることができませんでした。
自分が頑張ればいいプレイヤーとしてはまずまずでしたが、部下に成果を出させるマネージャーとしてはダメダメでした。
ところが、勇気を引き出すマネジメントの技術を知り、少しずつ試しながら、より相手の勇気を引き出せるようになっていきました。
やがて、自分の会社だけではなく、プロとしてクライアントさんたちにも関わるようになりました。
すると、クライアントさま先でも成果がでて、こんな感想をいただけるようになったんです。
社員一人ひとりが自分の目的を持って仕事をするようになりました。
それまではどうしても「言われたことをやる」姿勢が目立ったんです。
たとえば個人目標。
年1回、経営計画を作るための合宿で、個人目標も作るのですが、立てたきりやらない目標も多かったんです。
それがなくなったんです。
大図さんのコーチングでは、昨年の自分を振り返り、だからこそ、今年どんな1年になったらいいかを描くんです。
それを頭に置いて一人ひとりのテーマを決め、具体的な目標を立てていきます。
丁寧に一人ひとりの目標設定を手伝ってもらいました。
効果もテキメンでした。
まず、働きぶり。
業務改善、就業規則、新人教育の内容などのアイデアが、社員から次々に出てくるようになりました。
売上、利益とも上向きになりました。
驚いたのは、営業しなくても発注を頂けるようになったことです。
事務社員の電話応対や訪問客への対応が変わったことが大きかったです。やはり社員こそ「会社の顔」。
明るくはつらつとした応対ぶりがお取引先様の好感度を引き上げたんです。
いかがでしょう?
イライラしながら、社員さんに仕事をやらせようとするマネジメントではなく、社員さんがワクワクしながら仕事に取り組んでくれるようなマネジメントができたら、いいですよね。
経営者も社員もワクワクしながら、理想に向かって、一緒に進む仲間のような職場ができたら、いいですよね。
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