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困った大人たちの話

2022.10.28 by 大図美由紀

【day1730】

こんにちは!

ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^

本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。

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箱根にある「星の王子さまミュージアム」が来年3月で閉園のニュース。

コロナ禍による来場者減少と建物の老朽化のためとのこと。

ステキなミュージアムだったので、残念です。

20代の頃に訪れて、「星の王子さま」に興味を持ち、本を読んだんですよね。

「星の王子さま」、読んだことありますか?

作家で飛行士のフランス人サン=テグジュペリが、第二次世界大戦中に、平和主義のユダヤ人ジャーナリストの友人に向けて書いたものです。

小さな星の王子さまが、自分の星を飛び出し旅に出て、いろんな人や動物に会い、その経験から人生にとって大切なものを見つける話です。

王子さまは、いろんな星を訪れては、ヘンな人たちに出会うんです。

ある星には、世界のすべてを支配しているつもりの王さまがいました。

実際には、王さまは何1つ支配できていないので、対面を保つために必死です。

例えば、王子さまが王さまに「夕日が見たいから太陽に沈むよう命令してください」お願いします。

すると、王さまは王子さまに「自分の命令どおり日が沈む夕方まで待つように」と返します。笑

次に訪れた星には、うぬぼれ屋さん。

すべての人が自分に感心していると思っています。

うぬぼれ屋さんは、賞賛の言葉は聞き入れますが、賞賛以外の言葉は無視です。笑

つまり、うぬぼれ屋さんにとっては、世の中には、賞賛している人しかいないのです。

3番目の星には、呑み助。

王子さまが、吞み助にお酒を飲んでいる理由を尋ねます。

呑み助の答えは、酒を飲むのが恥ずかしくて、恥ずかしいのを忘れるために飲んでいるとのこと。

といった具合に、その後も一風変わった大人たちに出会っていきます。

20代で「星の王子さま」を読んだ時には、登場する大人たちは困った人たちで、「私は彼らみたいに困った人にはならないぞ!」と思っていました。

それから、20年以上経ち、人材育成・組織づくりのプロにもなった今、読み直してみました。

すると、「うんうん、みんな、自分にとって都合のいいメガネをかけてるよね。登場人物たちは特別じゃない。」でした。

寓話なので、大人たちは少し極端に表現されていますが、人は、必ず、なにかしらのメガネをかけています。

メガネとは、モノの見方ですね。

どんなメガネで相手を見るかで、周りの人や世の中の見え方が変わってきます。

できるなら、自分にだけ都合がいい見え方ではなく、自分もハッピーだし、周りもハッピ―にするメガネをかけたいですよね。

例えば、周りの人たちのいいところを見つけ、相手を輝かせるメガネ。

あなたが見ている社員さんも、社員さんの全てではなく、一面です。

あなたは、どんなメガネで、社員さんを見ているでしょうか?

社員さんの成長を促し、活躍させるメガネでありますように。

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