社員の発言を待つ時間はムダではなく○○のトレーニングという話
【day1515】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
近所の桜が、咲き始めました。
まだ1分咲きぐらいでしょうか?
満開になるのが、待ち遠しいです。
突然ですが、あなたは「待つ」のが、好きでしょうか?
待つモノによりますかね?
ちなみに、私は、せっかちな方なので、どちらかと言えば、待つのは苦手です。
例えば、ラーメン屋さんや人気スイーツの行列などに並べません。笑
さて、昨日、「社員さんから質問があったら、質問で返してみましょう」という記事を書きました。
ちなみに、こちら。
この「社員さんに問いかける」をクライアントさんに実践していただいた時、次に来るお悩みで多いのが、「社員がすぐに答えを言わないので、待てません。結局、自分が答えてしまいます。」です。
分かりますー!
私も、昔は、それ、やってました。
部下の回答を待てずに、こちらが答えを言ってしまうんですね。
「結局、私が答えを言うてもうたー。」とガックリ。
しかも、「待ってた時間はムダだった。その時間で他のことができたのにー」なんて、プンプンしてました。
多くの方が、同じように、社員に問いかけても答えがすぐにない時、「問いかけは効果がなかった。待っている時間はムダな時間だった」と思われるかもしれません。
でも、実は、「あなたが待った時間」は、「ムダな時間」ではなく、「社員さんにとって、考えるトレーニングの時間」になっています。
今まで、社長から答えをもらうことに慣れてしまっているのですから、問いかけられても、すぐには答えられないものです。
「考えるトレーニング」が必要なんですね。
あなたが答えを待つ時間は、社員さんの考えるトレーニングであり、考えるクセをつける時間になっていますので、決して、ムダな時間ではありません。
つまり、待つ時間は、社員さんを育てている時間です。
「問いかけて待つこと」を繰り返すことで、社員さんは自分の意見を考え、発言するようになっていきます。
「問いかけ」が繰り返されることで、やがて、社員さんは、あなたに聞いても、また問いかけされるなと思えば、あなたに聞きに行く前に、自分で考えるようになります。
人材育成は、目に見える成果がすぐに表れないこともありますが、相手の内側で確実に変化が起こっています。
桜のつぼみと同じですね。
花が咲く前に、外からは見えない変化がつぼみの内側で十分に起こってから、膨らんで咲きますものね。
社員さんの変化も、表にでていなくても、内側で起こっています。
「やんなっちゃうなー」と思う時もあるかと思いますが、あなたがチャレンジしたことは、必ず、社員さんに伝わっています。
頑張りましょー!
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!