ダメな人がいない組織をつくるには?@AlonAlon那部さん
【day1026】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読み頂き、
ありがとうございます。
昨日は、所属している埼玉中小企業家同友会、むさしの地区例会に参加しました。
zoom参加です。
コロナの第3波到来かと言われていますが、いくらリアルの交流が好きだと言っても、今後はオンラインもますます必須になっていくのでしょうね。
さて、今回の講演者は、NPO法人 AlonAlon理事長 那部 智史さん。
AlonAlonは、障害者の自立支援を目的とし、障害者が育てた胡蝶蘭を販売する事業を行っています。
私も3年ほど前から、胡蝶蘭などお祝いを贈る際に利用させてもらってます。
今回お話を伺ったら、障害者が育てる胡蝶蘭を軸にして、何層ものビジネスが組み合わさっているのですねー!
素晴らしかったです。
那部さんが、本事業を始めた理由であり、きっかけは、息子さんが重度の知的障害者だったこと。
上場企業に就職し、バリバリ活躍するやり手営業マンで、自信もあった、那部さん。
ところが、知的障害を持つ息子さんが生まれたことで、周りの方々から、那部さんと息子さんは「かわいそう」と言われるようになったんだそうです。
「かわいそう」と言われ続けているうちに、「自分たちはかわいそうなんだ」と思うようになり、うつにもなってしまいました。
同時に、知的障害を持つ息子さんのことは、NGな存在、周りに迷惑をかけている存在だと思うように。
ところが、10年経ったある日、「知的障害を持つ息子は、NGじゃないんじゃない!?だって、悪事を働いたりしてないよね。」と気づきます。
「むしろ、知的障害を受け入れきれない社会の方が、NGなんじゃないか。」と。
そこで、今の事業を立ち上げることになります。
人がNGではなく、環境や文化がNGだという発想、素晴らしいですよね!
書くと当たり前のようなことだけれど、実際、できているかと言われれば、自分を振り返ってみても、できてない部分というか、気づいていないこと、いくらでもあるんだろうと思います。
環境や文化は、空気のように既に自分の周りに存在するけど見えないもので、変わらないものと思いがちだからですね。
環境や文化に疑問を持つって、盲点になりがちです。
人がNGなのではなく、環境や文化を変えていく発想は、企業内でも、とてもとても大事なことです。
人をNGにしているうちは、NGな人がいなくなっても、また別のNGな人がでてくるんですよ。
NGにさせない、NGな人がでない、職場環境や職場風土をつくっていくことで、組織として成長していくことができるんですよね。
そんなマネジメントのノウハウを体系化し、お伝えする「社員に任せてグングン伸びる組織をつくる『五感思考マネジメント体験セミナー』」を開催します。
おかげさまで、お席が埋まってきましたので、新しい日程を追加しました!
下記から、詳細をご確認いただけます。
ご興味およびタイミングの合う方にお越しいただけましたら、幸いです。
本セミナーを通じて、「ワクワク仕事ができる。だから、毎日が楽しい。人生が最高だ」という人たちで溢れる社会になればと思っています。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!