ご年配社員のやる気の引き出し方は?
【day607】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりの専門家、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読み頂き、
ありがとうございます。
という相談を、よく受けます。
そうですね。年を重ねるほど、新しいことにチャレンジしにくくなる傾向は、あると思います。
人は、人生の中で、ここまで経験してきたことから、思考パターンや行動パターンを作っていきます。
そして、慣れたパターンを維持しようとするんです。
人は、新しいことをやってみた方がいいと、頭で理解しても、このままだとマズイと思っていても、本能で変化を嫌い、現状を維持しようとするんです。
これを、ホメオスタシスと言います。
これは、私にも、あなたにも、誰にでもあります。
しかし、私のコーチングのベースになっているアドラー心理学のアドラーによると、「性格は、死ぬ1~2日前まで変えられる」と言います。
さらに、私は、人が、希望や情熱を持ち、自分の人生を充実させようとする気持ちは、亡くなる直前まで、持てるのではと思っています。
ですので、60歳前後で、お仕事をできるほど、お元気な方であれば、希望に目を輝かせる、情熱で心を熱くするというのは、可能です。
実際、クライアントさま先で、新しいことにチャレンジをしないというご年配の社員とお話をしますと、そうなります。
先日も、こんなことがありました。
最初は、
とおっしゃっていました。
そこで、彼の会社の変革に対する戸惑いや葛藤を受けとめながら、彼の本当の望みは何だろう?と聞いていきます。
すると、
と出てきます。
そのまま、しっかりと彼の将来の話、これからどんな人生を送りたいのかを、伺っていきます。
すると、とめどなく話され、彼の目がウルウルしてきました。
と、将来の夢の実現と、そこに向けて、今ここでやりきることを、笑顔で約束しました。
その後、社長から、
とご報告を受けました。
だけだと、ご年配の方は、苦しくなってしまうこともあります。
新しいことを覚えたり、考えたりするのは、大変です。
すると、「どうせ、あと何年か後にはいないんだから。」と気持ちの上で、言い訳したくなったりもするんですね。
ご年配の方であっても、やる気を出してもらうための基本は、「今どんな気持ちで働いていて、将来どんな風になりたいのか?」を引き出していくことです。
自分の生きたい人生の中に、今の仕事がある。そんな働き方ができたら、働く意欲は自然とわいてきます。
そんな働き方をする方が、増えてほしいです。
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本日の問いかけ年配社員にもっとやる気を出してもらうために、何をしてみましょうか?
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