ZOZO前澤社長退任の本当の理由。組織を成長させるには？
【day594】
こんにちは！
ワクワク働きたい組織づくりの専門家、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読み頂き、
ありがとうございます。
先日、ZOZOが、ヤフーからのTOB（株式公開買い付け）を受け入れて、資本業務提携契約を締結へ。
そして、創業者である前澤前社長は、退任へ。
FBのタイムラインが、この話題で持ちきりになるかしらと思ったら、それほどでもなかったです、、、。
さて、前澤前社長が語った退任理由は、以下２点。
１．宇宙に行くための準備やトレーニングに時間を割きたい。
２．もう一度、ゼロから事業を作りたい。
しかし、以下の理由の方が、実は、大きいのではと感じました。
チームワーク、総合力、そうしたものが今後、ZOZO社には問われると思っています。
逆に言うと、僕はそういったチーム力、総合力というのを自分自身生かしきれていなかったんじゃないかと今、思うところがあります。それはなぜならワンマンであり、自分がこう思うんだからこうやってよっていうふうなスタイルでやってきたもんで、現場の権限だとか裁量というのを十分に与えられてこなかったようなこともありました。
そういった意味で、このZOZO社というのは、いろんな課題に直面している今、経営の考え方、体制、抜本的に変わるべきタイミングだったとも思います。
引用）ZOZO前澤氏 退任スピーチ(全文)宇宙へ行く準備のため辞任
真の理由は、こちらではないかなと。前澤さん自身、その感性で、トップとして組織を引っ張っていくことへの限界を、感じていたのではないでしょうか。
創業時は、経営者の感性とカリスマ性からのトップダウンで、乗り切っていくことが、必要です。
ただ、それだけでは、ある時期にきたら、伸び悩みます。
そこから、一段飛躍するには、やはり、社員さんたちの力を生かした、相乗効果を出すマネジメントスタイルが、必要になってきます。
しかし、このシフトチェンジに苦しむ方も多いんですよね。
社員に任せることや、生かすことは、生まれもった才能云々ではなく（ゼロとは言いませんが）、身につけていける技術です。自分だけで変えることが難しかったら、コーチを使ってほしいです。川邊社長みたいに。お手伝いしたのに。
こちらの記事参照。
前澤前社長も、ここで踏ん張って、新しいマネジメントスタイルを身につけてもらったら、鬼に金棒だったのになーとも思います。
しかし、潔い退任には、拍手を送りたいです。後任にスッキリ任せられず、苦労している方も、多いですので。
さて、話を元に戻して、今回の提携は、ヤフーと、事業戦略的に、マッチするのだと思いますが、ヤフーの川邊社長のマネジメントスタイル的にも、マッチしていると思います。
以前、川邊社長のお話を伺った時に、チーム力を発揮させるところに主眼が置かれていると、おっしゃっていましたから。
ZOZOを、組織的にも成長させていかれるのではないでしょうか。
楽しみですね！
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています。
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