出来ない人の”出来ない”を活かして、強い組織になる方法@未来食堂
【day463】
こんにちは!
ワクワク働く組織づくりの専門家、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読み頂き、
ありがとうございます。
10連休、明けましたね!
本日は、いつも以上に、お忙しいでしょうか?
さて、本日は、少し前に読んだ
ネットの記事が、素晴らしかったので、
ご紹介です。
「未来食堂」のお話です。
未来食堂、ご存知でしょうか?
神保町にある、カウンター12席、
メニューは日替わり1食のみの
小さな定食屋さんです。
ところが、このお店のシステム、
ちょっと変わってるんです。
1度来店した人なら誰でも、
50分間、お手伝いをすることで、
1食無料になるシステム「まかない」があります。
また、「まかない」の権利を
ご自身が利用せずに、
「ただめし」券として、
お店の入り口に貼ることもできます。
「ただめし」券は、
誰でも利用できます。
オモシロいシステムじゃないですか?
一度、行ってみたいと思っている
お店の1つです。
いろいろオモシロイお店なのですが、
今日、ご紹介したいのは、
できない1%の人を見捨てない
仕組みを作ることで、
強い組織を作っている点です。
未来食堂は、繁盛店です。
お店を切り盛りするのは、
店主の小林せかいさんと、
お手伝いのまかないさんたち。
まかないさんの人数は、
年間500人にもなるそうです。
つまり、年間500人の見ず知らずの、
何が得意か不得意かわからない人たちと一緒に、
たくさんのお客さんを迎えます。
それをやってのけれるのは、
どんな人でも戦力になれる仕組みが
あるからなんです。
具体的に、どういうことかは、
下記に、店主小林せかいさんの
説明を引用します。
赤と緑のピーマンの見分けがつかないという「まかない」さんがいらしたんです。あるお皿は赤ピーマンだけだったり、こちらのお皿は緑ばかりだったりと偏りがあったのですが、じつは色盲のため、色の違いがわからずアトランダムに盛り付けていたためだったのですね。そこで、どちらのピーマンも均等に盛り付けられるように、赤いピーマンと緑のピーマンを別々の容器に分けて入れる、という仕組みを作りました。
おかげで、誰もが盛り付けしやすくなりました。誰であれ、そもそも見分ける必要がない作業にできれば、ずっと楽に仕事ができるようになります。
“できない人”だけでなく“できる人”も、できるとはいえ無意識のうちに、作業をこなすには何らかのコストを負担しているのですが、できることを当たり前にしてしまうと、そのことに私たちは気づかない。“できない人”が、その見えないコストに気づかせてくれたのです。
普通は、できる人を基準に、
仕事を進めがちだと思います。
つまり、出来ない人が、
出来るようになるため、
本人が頑張ればいいと考える。
未来食堂では、出来ない人は、
改善ポイントを教えてくれる人
という捉え方になっているんですね。
すごいです!
ぜひ、この考え方、
御社でも取り入れてみてくださいね。
私も、クライアントさんに、
「根性に頼るのではなく、
仕組みが大事。根性は、その上で、
本当に必要なことに、使う。」
と、よく言っていますが、
さらに取り入れていきたいです。
本日の問いかけ誰かの“できない”を活かすために、どんなことが、できそうですか?
理想に向かって、仲間と一緒に、
ワクワク進む、幸せな組織創り、
応援しています\(^o^)/
追伸:未来食堂は、こちら。
http://miraishokudo.com/
疑問質問、ご相談がございましたら、
お気軽に、お問い合わせ下さい(*^_^*)
感想も、お待ちしております♪♪
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