小出監督が選手の指導に使った言葉がすごい!!
【day452】
こんにちは!
ワクワクはたらく組織づくりの専門家、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読み頂き、
ありがとうございます。
本日は、ゴールデンウィーク前
ラスト営業日の会社さまも、
多いでしょうか?
いい1日にしてまいりましょう!
さて、女子マラソンの有森裕子さん、
高橋尚子さんを育てられた
小出義雄監督が亡くなられましたね。
有森さんが、小出監督の教えで、
心に残っていることを、語っている
記事を読みました。
とてもステキだなと思いましたので、
シェアさせてください。
――教えで、心に残っていることは?
「私、故障ばかりで。故障すると『有森、なんで?と思うな。せっかく、と思え』と。意味のないことなんて、なにもないんだと。どんなことが起きても『せっかく』と思えたから、どれだけ故障しても立ち向かえた。ちゃんと向き合ってくれたことに感謝しかありません」
引用元)有森さん 心に残る小出氏の教え…
故障しても「なんで?と思うな。せっかくと思え」
いいですね!
せっかく!!!
生きていると、仕事をしていると、
「なんで?」と言いたくなる時も
いっぱいありますよね。
なんで、社員は、言われたとおりに
やれないんだろう?
なんで、みんな、不満ばかりなんだろう?
「ピンチをチャンスにしろ!」など、
ネガティブをポジティブにしろって、
ダイレクトな指示命令の言葉だと、
「そうは言っても」
「分かっちゃいるけど」
と、気持ちを切り替えられる時ばかりでも、
ないですよね。
ところが一方、「せっかく」は、
気持ちを上手くシフトさせてくれるように
感じます。
せっかくケガしたんだから、、、○○しよう!
どうして、上手くシフトさせてくれるのかな?
と考えてみました。
せっかくの意味を
辞書で調べてみたのですが、
2つの意味がありました。
1.苦労して。ムリをして。
例)せっかく来てくれたんだから、
ゆっくりしていきなさい。
2.恵まれた状況を大切に思う気持ち
例)せっかくの休日だから、
どこにも出かけたくない。
つまり、小出監督提案の使い方をすると、
「苦労して。ムリをして。」の意味で、
大変だったねと、悔しい気持ちに共感し、
恵まれた状況を大切に思う気持ちで、
感謝にリードすることを
同時に起こしているのかなと感じました。
すごい言葉です!!
コミュニケーションの技術に、
マッチング&リードというのがあります。
マッチングは、相手の気持ちに寄り添うこと。
リードは、増やしたい気持ちに導くこと。
例えば、落込んでいる人に、イキナリ
「元気になれ!」と言っても、
逆に、「いやムリ」となることが多いです。
しかし、「大変だったねー」と
相手の気持ちに、しっかり寄り添った上で、
「また頑張ろうよ!」と言ったら、
相手も「そうだね」と受け入れやすいんです。
その2つを1つの言葉で、
やってしまう「せっかく」。
小出監督、すごいです!!!
私も、せっかくだから、
「せっかく」を使ってみようと思います^ ^
マッチング&リードも、
オススメですので、
社員さんの心を動かしたい時に
ぜひ、使ってみてくださいね。
小出義雄監督のご冥福を
心よりお祈りいたします。
本日の問いかけマッチング&リード、いつ使いましょうか?
理想に向かって、仲間と一緒に、
ワクワク進む、幸せな組織創り、
応援しています\(^o^)/
疑問質問、ご相談がございましたら、
お気軽に、お問い合わせ下さい(*^_^*)
感想も、お待ちしております♪♪
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