社員さんの自主的な気づきを促す聞き方
こんにちは!
ワクワク働いて、生産性を向上させる
組織を創る専門家、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読み頂き、
ありがとうございます。
少し前に、コーチングの技術について、
触れましたが、
本日も、「相手の気づきを促す聞き方」
について、ご紹介したいと思います。
ちなみに、前回ご紹介のコーチング技術は、こちら。
コーチの聞き方が、
相手に気づきを促すのには、
理由があります。
コーチングは、
相談者の話を聞くのですが、
ただ聞いてる訳じゃないんです。
「相手の立場に立つ」聞き方をすることで、
本人が、自分の中に起こっていることに、
気付いていく、
つまり、自分で考えることを、
促していきます。
通常、相手の話を聞くときは、
自分目線の聞き方で、
聞くことが多いと思います。
自分目線とは、自分の経験や知識を、
参照しながら、話を聞いたり、
自分の興味・関心のまま、
相手の話を聞くことです。
ところが、「相手の立場に立つ」聞き方、
相手目線では、
「相手の関心」に関心を持って、
話を聞いていきます。
「パッチ・アダムス」という映画に
出てくるワンシーンが、
とても分かりやすいので、ご紹介しますね。
「パッチ・アダムス」は、
それまでの医療界の常識をくつがえし、
「ユーモアによる治療が重要」
という説を実践した
アメリカの実在の医師、
パッチ・アダムスの半生を描いた物語です。
***
若き日のパッチは、自殺を繰り返し、
ある時、自らの意志で、
精神科に、任意入院します。
任意入院とは、お医者さんから、
入院するように言われた訳ではなく、
自分から志願しての入院です。笑
そして、入院して、ある夜、
同じ部屋で寝ている仲間が、
「リス」の幻視に怯えていました。
たくさんの「リス」が、ベッドの周りを
取り囲んでいたため、ベッドを降りて、
トイレに行くことができないでいました。
当初、パッチは、「リスなんていないから、
トイレに行ってこい!」
と言います。
しかし、同部屋の仲間の目には、
たくさんのリスが見えているため、
おびえて動くことができません。
そこで、パッチは、
仲間が見ている世界には、
リスがいることを、受け入れます。
そして、パッチも、
仲間と同じ目線に立って、
その世界にいようとするのです。
「ダダダダダダダ・・・」と、
ピストルやマシンガンを撃つマネをし、
ついには、
「よし!リスを撃退したぞー!!」と、
幻の「リス」を、撃退するのです。
結果、仲間は、トイレに、
無事行くことができたのです。
***
ちょっと極端な事例かもしれませんが、
リスが見えてる相手に、「リスなんていない」
と言っても、動けないのです。
目の前の何かにつまづいて、「出来ない」と、
言っている社員さんに、
「やれ!」と言っても、
どこから始めていいか、どうしたらいいか、
分からなかったりするのです。
しかし、一緒になって、
その状況を知ろうとするだけで、
相手は、気付いていきます。
「社員に、何度言っても、分からない。」
という社長さんは、
「社員さんが、出来ない理由が分からない」
と言われる方が、多いです。
相手を知らずに、
相手を動かすことは、とても難しいです。
最初は、「めんどくさい」「やってられっか」
と、思われるかもしれませんが、
上手くいかない関わり方を続けて、
相手が変わるのを待つより、
自分が、新しい関わり方を、
身に着けてしまう方が、
きっと早いですよ。
本日のチャレンジ課題:相手の関心に
関心をもって、話を聞いてみましょう
理想に向かって、仲間と一緒に、
ワクワク進む、幸せな組織創り、
応援しています\(^o^)/
追伸:ちなみに、映画も、オススメです。
「パッチ・アダムス トゥルー・ストーリー」
https://goo.gl/eAZWDf
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