社員さんの自主的な問題解決を助ける関わり方とは?
こんにちは!
ワクワク働いて、生産性を向上させる
組織を創る専門家、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読み頂き、
ありがとうございます。
私のコーチングは、アドラー心理学が、
ベースになっています。
アドラーは、100年も前の人なのに、
なぜ、今、時代を超えて、
注目をあびているのか?
本日は、
「それは、この考え方が、あるからだ!」
と言っても過言ではない、考え方を、
ご紹介です。
それは、「目的論」という考え方です。
物事の捉え方には、
2種類の捉え方があります。
「なぜ出来なかったのか?」
過去の原因や、出来ない理由に、
注目する捉え方を、
原因論。
「どうなったらいいのか?」
未来や理想の姿、
「既に出来ていること」に
注目する捉え方を、
目的論と言います。
例えば、
ある人が、笑顔じゃなくて、
表情が暗く見える人がいる。
原因論の場合、
「何で、この人、笑顔じゃないんだろう?」
出来ない理由を、探していく。
仕事、アレもコレも出来てないもんねー。
あれじゃ、自分で悲しくなるよねー。
きっと、親とか、家族も、
笑顔じゃないんだよー。
きっと、悩み事とか話せるような人が
いないのかなー。
一方で、目的論の場合、
「本当は、どうなりたいんだろう?」
「どんな状態だったら、笑顔になるのかな?」
「どんな時、笑顔だったかな?」
きっと、仕事バリバリこなせるように
なって、みんなから必要とされたいん
じゃないかなー。
ステキなママでいたいんじゃないかなー。
悩みごととか、ちょっと相談出来る人が
いたら、笑顔になるんじゃないかなー。
そう言えば、◯◯の仕事がやれた時は、
笑顔だったなー。
いかがでしょう?
何となく、伝わりましたでしょうか?
目的論が注目されているのは、
「解決に繋がりやすい」って、
言われてるからなんです。
本当に、そうなのか、
ちょっとご自身でも、
体験してみましょうか!
今、ちょっと悩んでいる、小さなことを、
思い浮かべてみて下さね。
例えば、
読めてない本が、溜まっている。
返信できてないメールが、溜まっている。
昨日も、飲み過ぎてしまった。
などなど。
では、今、思い浮かべた課題に対して、
下記の質問に、答えていってみて下さい。
【原因論の関わり方】
1.どうして出来ていない?
2.他にもできていないことは?
3.このままいったらどうなる?
4.だったら、まず、
何をしなくちゃならない?
【目的論の関わり方】
1.本当はそれがどうなったらいい?
2.それに関して、
少しでもできていることは?
3.そのことに関して、
役に立ちそうなヒトやモノは?
4.だったらまず何から始めると良さそう?
2種類、やってみて、
いかがでしたでしょうか?
1つ目と2つ目の質問で、
自分の中で、何が違いましたか?
感情の動きが、
違うんじゃないでしょうか。
答えを探しに行くところが、
違うんじゃないでしょうか。
答えも、変わってきませんでしたか?
原因論の関わり方だと、追求される感じで、
言い訳めいてきてしまう。
自分を守ろうとする。
一方、目的論の関わり方だと、
考えたくなる感じ、
自分の中に、探しにいく感じ。
どちらが、いい、悪いではなく、
それぞれに、適しているシチュエーションが、
あると思います。
特に、人材育成、人間関係の分野では、
目的論で、関わっていくと、
相手の自主性が、発揮されていきます。
ぜひ、試してみてください。
本日のチャレンジ課題:目的論の関わり方で、
社員さんに、関わってみましょう。
理想に向かって、仲間と一緒に、
ワクワク進む、幸せな組織創り、
応援しています\(^o^)/
疑問質問、ご相談がございましたら、
お気軽に、お問い合わせ下さい(*^_^*)
感想も、お待ちしております♪♪
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