働き方改革が進まない理由
【day591】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりの専門家、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読み頂き、
ありがとうございます。
先日の台風で、交通機関は混乱。停電もあり。そんな中でも、会社に向かうビジネスパーソンで、駅は溢れかえりました。通勤時間が何時間にもなった人も多いでしょう。
どうしても会社に行かなければならない人も、いると思います。そういう人は、いいのです。
しかし、出社しても、仕事にならない人も、多かったのではないでしょうか?
働き方改革で、休暇の促進が叫ばれている中、そのような状況下でも、会社に向かわねばならないというのは、いかがなものでしょう?
真の働き方改革が、望まれますね。
「働き方改革」が、イマイチ浸透しない、なかなか進まないのは、「残業時間○○まで」「休暇日数○○以上」など、結果だけを追い求めているからです。
これでは、物事が、上手くいかないんです。むしろ、どんどん悪化していくパターンなんです。
では、どのようなパターンだったら、上手くいくのか?
それを教えてくれる考え方があります。
「組織の成功循環モデル」です。ご存知でしょうか?
「成功循環モデル」は、マサチューセッツ工科大学のダニエル・キム教授が提唱した組織に成功をもたらす基本的な考え方です。
組織の循環モデルには、グッドサイクルとバッドサイクルがあります。
グッドサイクル
1.(関係の質)お互いに尊重し、一緒に考える
2.(思考の質)気づきがある
3.(行動の質)自分で考え、自発的に行動する
4.(結果の質)成果が得られる
5.(関係の質)信頼関係が高まる
バッドサイクル
1.(結果の質)成果が上がらない
2.(関係の質)対立、押し付け、命令する
3.(思考の質)面白くない、受け身で聞くだけ
4.(行動の質)自発的・積極的に行動しない
5.(関係の質)関係が悪化する
バッドサイクルは、結果だけを求め、「①結果の質」を向上させようとすることから始まります。しかし、なかなか成果が上がらず「①結果の質」が低下すると、対立や押し付け、命令が横行するようになり、「②関係の質」が低下します。一時的に成果が上がることもあるかもしれませんが、それはメンバーが追い詰められた状態で出した成果にすぎないので、持続せず、結局、同じサイクルに入ってしまいます。
「②関係の質」が悪化すると、メンバーは考えることをやめ、受け身になってしまい、仕事がつまらないと感じ、「③思考の質」が低下する。受け身なので、当然自発的・積極的に行動しなくなり、「④行動の質」が低下して成果が上がらなくなる、つまり「④結果の質」がさらに低下するんです。
停滞していたり、なかなか成果の上がらない組織は、このようなバッドサイクルに陥っていることがよくあります。
一方で、グッドサイクルは、「①関係の質」を高めるところから始めます。「①関係の質」を高めるとは、相互理解を深め、お互いを尊重し、一緒に考えることです。ここから始めると、メンバーは自分で気づき、面白いと感じるようになり、「②思考の質」が向上します。面白いと感じるので、自分で考え、自発的に行動するようになり、「③行動の質」が向上します。その結果として、「④結果の質」が向上し、成果が得られ、信頼関係が高まり、「関係の質」がさらに向上するんです。
「①関係の質」の大切さを理解せずに、「④結果の質」だけを求めていると、部下との信頼関係を築けず、どんなに努力しても組織として結果を出せないという状況になってしまいます。
働き方改革については、「①結果の質」を追っている状況ですね。「②関係性の質」「③思考の質」を高めていくことから始めたいですね。
御社の場合は、いかがでしょうか?
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