職場の雰囲気や離職率に大きな影響を与える小さな○○＠中日”お前騒動”より

【day521】

こんにちは！

ワクワク働く組織づくりの専門家、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^

本日も、ブログをお読み頂き、
ありがとうございます。

中日球団の応援歌“お前騒動”を
ご存知でしょうか？

中日の私設応援団の
チャンスの時に歌う応援歌に
ピンクレディー「サウスポー」の
替え歌があります。

その中に、
「お前が打たなきゃ誰が打つ！」
という歌詞があるのだそうです。

今回、与田監督が、応援団に、
「“お前”ではなくて、
名前にしてもらえませんか？」
と要請しました。

理由としては、チーム内で、
・『お前』という呼び方は
選手に失礼では？
・子どもたちの教育上、
よくないのでは？
という声が上がったから。

“お前騒動”になったのは、
応援団が、SNS上に、
「チームより不適切なフレーズが
あるというご指摘を受けました。

球団と協議した結果、
当面の間『サウスポー』の使用は
自粛させて頂くこととなりました」
と掲載したところ、

ファンから反発の声が挙がり、
マスコミが、面白おかしく
取り上げたから、とのこと。

私は、与田監督の申し入れは、
とても素晴らしいと思います。

職場での名前の呼び方に、
絶対的な正解・不正解というのは、
ありませんので、

どちらかが、正しくで、
どちらかが、間違っているとは思いません。

しかし、
名前の呼び方は、
相手のセルフイメージや
相手との関係性に、
とても影響を与えます。

そこに意識を向けて、
オファーをしたというのが、
素晴らしいのです。

私が、最初に入社した会社、
山一証券では、
役職名をつけるのが、常識でした。

○○部長、△△課長
と言った具合ですね。

もし、役職名をつけずに、
お名前を呼んだら、
「お前、上司を何だと思ってるんだー！！」と
大変なことになっていたと思います。

しかし、次に入社した
チューリッヒ保険や
証券システムの会社では、
役職名はつけずに、
「さんづけ」でした。

全員、「○○さん」でした。

フラットな関係を大事にしたいから、
ということでした。

先日、ベンチマークに伺った
スズキ機工さんでは、社内規程に、

『名前は、「さんづけ」で呼ぶこと。
「君づけ」「ちゃんづけ」「呼び捨て」は禁止。』
と、しっかり書かれています。

鈴木社長によると、
「社内の人間関係を良好に保ち、
離職する人を減らすために、
社内ルールとして、明文化しています。」
とのことでした。

繰り返しになりますが、

名前の呼び方は、
相手のセルフイメージや
相手との関係性に、
とても影響を与えます。

しかし、職場での名前の呼び方に、
絶対的な正解・不正解というのは、
ありません。

基準になるものは、あなたが、
・どんな職場の雰囲気を作りたいのか？
・どんな関係性が理想なのか？
です。

社内の雰囲気は、
こういったところを、
考えて、実践するだけでも、
変わっていきますよ。

ぜひ、試してみてくださいね。

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