共通ビジョンがないと、国家も企業も崩れ始める
【五感思考day2698】
こんにちは!
人が自立的に動きグングン成果がでる仕組みをつくる
組織づくりコンサルタントの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。

高市総理の台湾有事を巡る発言に対して、中国政府が反発を強めています。
観光・輸出・企業活動にも少しずつ影響が出始めています。
訪日観光客への自粛の呼びかけ、日本産水産物の輸入停止など。
日本人の私から見ると、やや過剰反応にも感じますが、中国側からすると自国の立場を守るための正当な反応なのでしょう。
こうしたニュースを見ると、「外交だから特別」「国家間の事情」と捉えがちですが、実はこれ、組織づくりにも深くつながっています。
それは、共通のビジョンがない組織は、必ず摩擦が起きるということ。
国同士も企業もチームも、人の集合体という点では同じです。
ゴールが違えば、価値観も判断基準も揃わない。
だから相手の行動が読めず、誤解や不信が積み重なり、距離が広がります。
そして、もっとも深刻なのは──
ビジョンが共有されない組織では、人が“自己保身”に走ること。
ビジョンが見えなければ、
・安全策を選ぶ
・反対されない無難な意見に寄る
・責任を取りたくないから動かない
・新しい挑戦は避ける
国家どうしでも、企業内の社員同士でも同じです。
「自分を守る」行動が増えるほど、組織は前に進まなくなります。
逆に、共通のビジョンが明確な組織では、人は驚くほど前向きに動き始めます。
・この未来をつくりたい
・このサービスを届けたい
・この仲間と成し遂げたい
こうした“未来に向かうエネルギー”が、自己保身を超える力になります。
今回の日中関係のニュースは、国家間の問題であると同時に、私たちが日々向き合っている組織の典型的な姿でもあります。
共通ビジョンがないと、立場はぶつかり、対話は減り、自己保身が増え、関係は悪化する。
逆に、共通ビジョンがあると、立場を超えて協力が生まれ、不安が安心に変わり、未来に向けて動き出す。
これは「五感思考マネジメント」で私がずっと大切にしている考え方でもあります。
経営者も社員も、同じ未来を見て進む組織をつくりたい。そんな経営者を、私は応援しています!
本日の問いかけあなたの組織では、ビジョンの“すれ違い”が生まれていると感じる場面はどこにありますか?そのズレを見える化するとしたら、まず何から始めますか?







