退職を止めるより、“働きたくなる組織”をつくれ
【五感思考day2696】
こんにちは!
人が自立的に動きグングン成果がでる仕組みをつくる
組織づくりコンサルタントの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。

退職代行「モームリ」が話題になったと思ったら、今度は“退職引き止めサービス”の「イテクレヤ」まで登場しました。
名前のインパクトに思わず笑ってしまいましたが、気になったのは 「何をするサービスなのか?」 という点。
退職を無理やり引き止めるのは、法的に問題がありますからね。
ネット記事を読むと、退職希望の社員と経営者の双方にヒアリングを行い、不満の原因を分析し、改善策を提示するのがメイン業務とのことでした。
例えばある会社では——
経営者は、社員の退職理由を、「キャリアアップしたくて他社へ行くのだろう」と考えていました。
しかし、社員側は、
「本を経費で買っていいと言われたのに、実際に申請すると嫌味を言われる」
「経営者の言動が怖い」
といった“ごく身近な不満”を抱えていたそうです。
調査後、
・経費の運用ルールを明確にする
・社長と社員のコミュニケーション頻度を増やす
などの改善策を示したところ、調査対象の社員全員が、「もう少しがんばってみる」と気持ちを前向きにしたとのこと。
退職を“無理やり止める”のではなく、ミスコミュニケーションを整えるアプローチだった点は、私もなるほどと思いました。
ただ、ここに私が感じた“もったいなさ”があります。
不満を減らすことだけにフォーカスしている点です。
もちろん、不満の解消は大切。
でも、不満解消だけで到達できるのは、マイナスからゼロになるところまでです。
また不満がわいてくれば、火消しを続けることになります。
一方、「五感思考マネジメント」は、「どうなったらいいか?」という“未来の理想”に向けて組織の意識を揃えていく方法です。
全員が同じ方向を向く“ゴール”が生まれます。
そのゴールに向けて進むので、行動が揃い、力が集まり、組織が前に動きだします。
当社のビジョンは、
『「お仕事楽しい!この仲間と働けて幸せだ!だから毎日幸せ!人生最高!」な人たちで溢れる社会に』
です。
不満がないだけの職場ではなく、“一人ひとりが自分らしく、仲間とともに仕事を楽しめる職場”。
その方が、主体性が生まれ、成果も上がり、なにより幸福度が高くなります。
退職を防ぐためではなく、働くことそのものを楽しくするための組織づくり。
そんな一段上のステージをめざす経営者を、これからも全力で応援していきます!
本日の問いかけあなたの職場が「もっと良くなる」方向に意識を向けるとしたら、最初の一歩は何でしょうか?







