社員が理念の語り部となり、売上7倍超を成し遂げた組織づくりの話
【五感思考day2677】
こんにちは!
人が自立的に動き、グングン成果が出る仕組みをつくる
組織づくりコンサルタントの大図美由紀です^ ^
本日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。

※真ん中のグーサインの男性が本日の主役・小松さん。その右でダブルピースが大図。
先日は、「人を生かす経営」を学びあう 中小企業家同友会のお役目でした。
このたび、11月定例会の座長 を仰せつかりました。
座長とは、定例会のいわばプロジェクトマネージャーのような存在。
定例会では、経営者が自社の経営体験を語り、その内容をもとにグループディスカッションを行います。
先日は、その準備として行う「プレ報告」、つまり、発表予定の経営者に実際に語っていただく打ち合わせを行いました。
今回ご登壇くださるのは、株式会社コマーム 代表取締役 小松秀人さんです。
コマームは、保育・子育て支援事業を手がける会社。
小松さんは、実は当初、入社も事業承継も望んでいませんでした。
アメリカでやりたいことがあると、留学されていたところ、いくつかの事情が重なり、日本に戻り、入社することになります。
保育士としてカリスマ的存在だった先代社長。
その背中を見れば見るほど、「自分は同じようにはできない」と感じられていました。
しかし、理系出身で数字や分析に強い小松さんは、自分にできるやり方で経営を支えていきます。
そして、いよいよ事業承継。
先代のようなカリスマ型ではなく、チームで挑む組織づくりをすることを決めます。
理系脳を持つ小松さんの強みは、経営を戦略と仕組みで整理できること。
理念から事業戦略を、そして、組織戦略へと落とし込みます。
一方で、愚直に誠実に社員さんと向き合う姿勢もあります。
幹部採用の面談は丸一日。
お互いに良いところも課題も率直に伝え、丁寧な対話を。
部門クレドづくりは、合宿で徹底的に語り合う。
お互いの人生をさらけ出して、掘り下げる。
まさに、理論と感情の両輪で会社を成長させてきました。
入社当初から現在で、売上7倍超の大躍進です。
また、保育という仕事は、子どもだけでなく“人”に深く関わる仕事です。
だからこそ、社員教育においては、業務遂行力だけでなく、人間力 の成長が欠かせません。
その結果、社員自身が理念の語り部となり、今では「コマームで働く親を見て、自分も働きたい」と憧れる子どもが出るほどに。
小松さんはこう語ります。
「順調に見えるかもしれませんが、毎日が奮闘です。ざっくばらんに話せたらと思っています。」
「事業を成長させたいが、社員が思うように動かない」、そんな悩みを抱える経営者にこそ聞いてほしいです。
小松さんの実践は、「理念をどう現場で生かすか」という問いに対する、生きたヒントが詰まっています。
小松さんのお話を詳しく聞きたい方は、ぜひ11月の同友会定例会へお越しください。
お申し込みは、こちらからどうぞ。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!







