多様性を活かす組織に必要な○○と○○とは?@大阪・関西万博
【五感思考day2633】
こんにちは!
人が自立的に動き、グングン成果が出る仕組みをつくる
組織づくりコンサルタントの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
昨日に引き続き、万博レポです。
宮田 裕章さんに「静けさの森」とパビリオン「Better Co-Being」をガイドしていただきました。
静けさの森は、万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」 の象徴として、万博会場の真ん中にあります。
森は、前回1970年の大阪万博から移植されたもので、たくさんの小鳥やトンボが飛び交っていました。
小さな範囲なのに生態系ができあがっていて、驚くくらい。
「いのち輝く未来社会のデザイン」は、「分断の時代に多様性をいかし、みんなで共創していこう」というメッセージ。
これは、五感思考マネジメントの組織づくりとも重なります。
森には、自然と共創するアートがありました。
1つめはオノ・ヨーコさんの「クラウド・ピース」。
地面に埋められた鏡を覗くと、自分と空が映ります。
多様性の象徴である空と、そこにいる自分。
足元だけを見ていると相容れないことも、未来という共通の空を見上げればつながれる。
組織も同じです。
ビジョンという「共通の未来」がなければ、人の集まりはバラバラになります。
逆に、未来を共有しているからこそ、それぞれの個性が活かされ、多様性が力になります。
2つめはピエール・ユイグさんの彫像。
一見、普通の彫刻。
ところが、触ってみると、人の部分だけが人肌のように温かいんです。
「未知や不確かさに感じる気持ち悪さ」を表現しているそうです。
私たちはつい、自分の「知っている世界」に囚われがちで、自分の考えが正解と思いがちです。
他の人には、その人の世界(モノの見方)があるにもかかわらず。
私自身、昔は、部下を自分の理想に従わせるマネジメントをしていました。
しかし、ある時、部下が従わずに、不満ばかり言って、成果がでなくなりました。
そこで、私は「一緒につくる」マネジメント(五感思考マネジメントの原点)へと切り替えました。
正直、怖かったです。
上手くいく保証はないし、コントロールを手放す不安がありました。
でも、その1歩を踏み出したことで、部下が本来持つ力を発揮し始め、1人1人が持つ力以上の成果がチームで出せるようになりました。
まさに共創!!!
未知の領域へ踏み出す1歩はコワイんですよね。
コワくてOK!
そのコワさの先に、想像を超える未来が待っているからですね。
望む未来を手に入れようとしたら、最初は、勇気を持ってチャレンジですね!
慣れてきたら、コワさを楽しむことがクセになりますから、大丈夫ですw
「未知の領域に踏み出すコワさを楽しむこと」と「ビジョンを共有すること」が共創する組織の始まりだと、静けさの森で改めて感じました。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!
追伸:静けさの森は予約なしで入れるので、万博に行かれたら、ぜひ訪れて、アートを体験してみてほしいです。
空いてていいですし、他のアートも興味深いです。