変化の時代を生き抜くために社員と築く両輪の力とは?@大阪・関西万博
【五感思考day2632】
こんにちは!
人が自立的に動き、グングン成果が出る仕組みをつくる
組織づくりコンサルタントの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
先週、大阪・関西万博に行ってきました。
結論から言えば、行って良かった\(^o^)/
刺激と気づきが満載でした!
今回万博に行くことにしたのは、急遽、プロデューサーの宮田 裕章さんがアテンドしてくださる経営者ツアーに参加できることになったからです。
ここまで行く気がなかったので、万博に関する情報はかなりスルーしてきました。
ですので、正直、何をどう楽しめばいいか分からない状態でした。
今回、最も驚いたことの1つは、情報源の種類と数、そしてスピード。
会場マップについて、多くの人からオススメされたのは、ナント、公式マップではなく、「つじさん」という個人の方が、Xで発信しているマップ。
パビリオンやトイレなどの位置情報だけでなく、パビリオンの予約枠が何時にオープンになるかなどまで、日々更新されてアップされています。
その後、情報を見だしたら、大混雑で避難所のようになっているという話をゲットして不安に。
そこで、万博プロな経営者仲間2人にヘルプを出したところ、手厚いリモートサポートをしてくれました。
YouTubeでライブ配信されている入口ゲートの様子を前日に確認して、入場予約を東ゲートから西ゲートに切り替えるように。
西ゲートに行くにはシャトルバス予約が必要で、予約アプリも教えてくれました。
アプリは万博公式のものではなく、関西の複数の鉄道会社が運営するアプリです。
万博内に入ってからは、パビリオン等に関する情報は、公式サイトやアプリだけでなく、各パビリオンが独自にSNSで最新情報を発信しています。
たとえば、落合陽一さんプロデュースの「null2」。
事前には「14時は予約なしでも入れる」と聞いていたのですが、その日だけは中止。
パビリオンのXで当日のお昼ごろ?に緊急発表されていました。
その後まもなく、抽選入場があると、追加発表。
ここに書ききれないくらいたくさんの情報を教えてもらいました。
情報は無数にあり、しかもリアルタイムで更新され続けています。
5分前の情報ですら古くなり得るスピード感。
望むものを得ようとしたら、多様なソースを組み合わせ、状況に応じて選び取る力が必要なんですね!
私1人では絶対ムリでした。
これからますます情報強者と弱者の差が開いていきそうです。
一方で、現場での直感やコミュニケーションの力も超重要。
例えば、クウェート館のレストラン。
チキンかラムのどちらにしようか迷っていたところ、相席していたご夫婦が「ラムの方がおすすめよ!」と声をかけてくださいました。
結果、ラムを選んで大正解。
その後、他にも相席していた初対面の人たちと、あっと言う間に「ここがいい」「あれはダメ」など情報交換が始まりました。
ただの個の集まりがチームになり、リアルにその場で起こっていることから、たくさんの情報やアイディアが生まれてくることを体験です。
また、会場に入ってすぐに立ち寄ったお手洗い。
男性・女性・ジェンダーレス・バリアフリーの4種類ありました。
多様性を意識した設計ですが、列が3列で、先には二股に分かれ、どこに並べばよいのか分かりにくい…。
スタッフさんが「左側の列の方が早いですよ」と教えてくれました。
通路もぐるっと回り込んでいて、扉が見えにくい。
並んでいる人たちどうしでも「ここ空いてますよ!」と声がけしあってました。
設計上の課題を、現場の人がコミュニケーションでカバーしているのです。
つまり、最終的には「その場での直感」や「人と人のやりとり」が欠かせない。
今回、スタッフさんや会場で出会った方々、随時リモートサポートしてくれた仲間、ホントに多くの人に助けられました。
今回の万博での体験から学んだことは、
・多様な情報源から変化する情報をタイムリーにキャッチできる状態をつくること。
・現場で起こるリアルを捉え、直感や人とのコミュニケーションで対応すること。
どちらか一方ではなく、両方とも大事で、両方使って、価値が生まれるんですね。
これは万博だけの話ではなく、むしろ、ビジネスの現場では、より強く求められていますよね。
世の中の情報の量とスピードは日々増え続け、経営者1人だけでは到底キャッチアップしきれなくなってきています。
と言いますか、社員さんたち1人1人の力を借りたら、より多様なより多くの情報が得られるようになります。
だからこそ、社員一人ひとりが主体的に動き、現場で得た気づきを共有し合い、連携していくことが不可欠ですね。
「情報の多様化とスピード × 現場での直感とコミュニケーション」。
その両輪を社員さんたちと一緒に回していくことで、組織全体に大きなレバレッジをかけていくことができます。
万博での体験を通じて、「これからの経営は、社員を生かす力がますます問われる」と感じました。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!