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社員と一緒に爆速で経営改善の秘訣とは?

2025.09.08 by 大図美由紀

【五感思考day2627】

こんにちは!

人が自立的に動き、グングン成果が出る仕組みをつくる
組織づくりコンサルタントの大図美由紀です^ ^

本日も、ブログをお読みいただき、ありがとうございます。

先日は、人を生かす経営を学びあう中小企業家同友会の幹事会。

幹事会では支部の運営について話し合います。

先日は特別に「企業変革支援プログラム」に取り組みました。

このプログラム、とてもいいんです!

経営を網羅的に分析でき、改善に直結する実践的なフレームワークです。

このプログラムが優れている理由のひとつは、「6つの観点から経営を多角的に見られること」です。

1.経営者の責任

2.経営理念を実践する過程

3.人を生かす経営の実践

4.市場・顧客及び自社の理解と対応

5.付加価値を高める

6.企業の社会的責任

経営は複雑で、自分の得意なところはよく見えるけど、苦手なところは、気づきにくくなりがちですよね。

どこかだけに偏ってしまうのを防げます。

そして、もうひとつの魅力は「点数化できること」です。

曖昧でボンヤリしたものは改善しにくいです。

具体的にすることで、改善ができるようになっていきます。

また、できているかできていないかの2択ですと、改善のヒントがつかみにくく、変化を起こしにくいです。

点数をつけることで、具体性が増し、小さな変化から始めやすくなります。

ただ、こういった診断ツールの落とし穴は、点数をつけて満足してしまうこと。

しかし、それでは、モッタイナイ。

結果を分析して、行動計画を立て、実践する。

このPDCAサイクルの繰り返しが大事です。

PDCAサイクルを回すことで状況を変え、継続することで大きな成果を得ることができますからね!

このPDCAサイクルを爆速で回し続けるために、大事にしたいのが、意識の向け方です。

意識の向け方には、2種類あります。

「原因論」と「目的論」です。

上手くいかなかったことや問題にフォーカスする意識の向け方を「原因論」。

上手くいったことや理想の状態にフォーカスする意識の向け方を「目的論」と言います。

次の図のイメージですね。

五感思考マネジメントのオススメは、「目的論」で取り組むことです。

原因論で「なんでできていないのか?」「何が悪いのか?」と考えていくと、欠点探しになりがちです。

責め合いや防御の空気が生まれ、場の雰囲気も重くなってしまいます。

結果として、いいアイディアが浮かびにくいですし、継続することが苦しくなりがちです。

「企業変革支援プログラム」も辛い、苦しいという話をよく聞くのですが、理由を聞くと、プログラムの問題ではなく、「原因論」で取り組んでいるからだなと思います。

一方、目的論ですと、「できているところは何か?」「どうなれば理想の状態なのか?」「今あるリソース(資源)をどう活かせるか?」と前向きな問いが生まれます。

そこには、“できる感”、理想に近づきたい“やりたい感”、仲間と進みたい“協働関係”が自然と育ちます。

これは社員の意欲を高めるだけでなく、パワハラや萎縮といった負の要素を減らす効果も期待できます。

結果として、いいアイディアが浮かびやすく、継続することが楽しくなります。

経営改善には、「点数化」と「目的論」をセットで使うことが、成果を最大化するポイント。

ぜひ自社の振り返りに活かしてみてください。

社員の力をもっと生かしたい。組織をもう一段飛躍させたい。そんな経営者の皆さんを、これからも全力で応援していきます!

本日の問いかけ社員と一緒に前向きな経営改善を進めるために、何から始めましょうか?
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