負債40億円からの挑戦物語(後編)
【五感思考day2674】
こんにちは!
人が自立的に動きグングン成果がでる仕組みをつくる
組織づくりコンサルタントの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
昨日に引き続き、株式会社ユサワフードシステム 代表取締役 湯澤剛さんのお話です。
最初から読みたい方は、昨日のブログをご覧ください。
経営者としての覚悟を決めて、本格的な経営改善をしていきます。
お客様を中年男性にターゲットを絞り、展開。
数字を必死に追いかけ、売上も利益も大幅向上。
過去最高益も出し、順風満帆に見えました。
ところが、そこから、大きな災難が続いたんです。
大規模な食中毒を出してしまう。
お店の1つが、火事で全焼してしまう。
古参の社員さんが病気で亡くなってしまう。
湯澤さんは、「もう会社をやめようと思った」と言います。
しかし、ある社員さんが「人生かけて仕事してます」と言ってくれました。
そこで、湯澤さんは3つの災難について、振り返ります。
コスト削減のため、現場のスタッフを最小限にし、ギリギリの人数で回していました。
食中毒を出したのは、スタッフが具合が悪くても無理して出てきて、ウィルスをばらまいてしまったのでは。
火事を出したのは、ダクト掃除が行き届かず、火事になりやすい厨房になっていたのでは。
古参の社員さんが亡くなったのは、繁忙期に頑張らせ過ぎてしまったのでは。
さらに、何のために経営をしているのか、向き合います。
「何のために経営をしてるのか?」
「社員は、オヤジの借金返済のために、働いているのか?」
答えは、、、
「社員と一緒に幸せになる!」
「地域に必要とされる会社になる!」
そして、人間尊重の経営にシフトを切ります。
経営理念を定め、労働環境の改善に取り組んでいきます。
その後、借金も返済し、現在は、社員さんたちと一緒に次のステージに向かって、邁進されていらっしゃいます。
湯澤さんに語っていただいたことは、まだまだありますが、書ききれませんので、今回はこの辺りで。
ちなみに、経営者としての覚悟の決め方始め、心の整え方や、社員さんへの関わり方など、五感思考マネジメントとの共通点がたくさんありました。
もしやと思って湯澤さんに伺ってみたら、やはり、コーチングを学ばれてました。
湯澤さんや社員さんの頑張りがあってこそのユサワフードシステムさんの躍進ですが、五感思考マネジメントと同じコーチングがそのベースにあったと知れて、とても嬉しい夜でした。
湯澤さん、貴重なお話をありがとうございました!
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!