負債40億円からの挑戦物語
【五感思考day2673】
こんにちは!
人が自立的に動きグングン成果がでる仕組みをつくる
組織づくりコンサルタントの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
少し前になりますが、株式会社ユサワフードシステム 代表取締役 湯澤剛さんのお話を伺いました。
内容が濃くとてもいい話だったので、ちゃんと書きたいと完璧主義になっていたら、日が経ってしまいました。
湯澤さんは、ある日突然40億円の借金を背負うことになり、その後、16年をかけて返済された波乱万丈ストーリーです。
湯澤さんは、父親が経営する海鮮居酒屋を継ぐつもりはトンとなく、大手企業・キリンビールのサラリーマンをしていました。
湯澤さんが36歳の時、お父様が後継者を決めないまま、急死してしまいます。
当時、会社は金融機関から40億円の借入アリ。
少し前に、元幹部の2人が不正をはたらいて辞めてから、経営はさらにズタボロ。
売上は右肩下がりだし、売上を持ち逃げする店長もいたりと、ひどい状態です。
そんな状況の中で、人のいい湯澤さんは、後を継いで経営者に。
しかし、湯澤さんは「当初は不安と恐怖しかなかった」とおっしゃってました。
そりゃ、そうですよね。
大手にいた時は、順風満帆に活躍するエリート。
引き継いだ会社の状態は自分がつくったものではなく、イキナリ修羅場に放り込まれたわけですからね。
逃げたい気持ちも同居させつつ、何とか凌ぐ毎日を1年ほど続けた後、前に進む覚悟を決めます。
覚悟を決めるためにやったことは、次の2つ。
1.最悪の状態を明確にする
破産をしたらどうなるのか、破産計画を立ててみます。
頭の中にある漠然としたものを、紙に書き出して見える化すると、不安は減りますよね。
不安な気持ちは、曖昧なことに対してやってきますからね!
2.頑張る期限を決める
当時の状況では、返済に80年かかる試算でした。
そこで、まず、5年間と決めて、全力でやる。
5年間は、1827日。
日めくりカレンダーをつくって、毎日めくったそうです。
結果が出ない、見えない時は、結果ではなくプロセスにコミット。
こうして、湯澤さんは経営者として腹をくくって、前に進み始めます。
湯澤さん曰く、「一番キケンなのは、迷っている時」と。
しかし、ここから順風満帆だったかと言うと、山あり谷あり。
続きは、明日に書きますね!
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!