いつまでたっても社員に任せられないのはなぜなのか?
【day1583】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
先日、クライアントさま先で、マネージャーのみなさまに、マネージャー軸を明確にする研修を行いました。
よく経営者の方から、
という話を聞きます。
でも、マネージャーという役職だけ与えて、マネジメントを教えていないことも、多いです。
そう言うと、
という経営者も多いでしょう。
モチロン、器用な人や感のいい人は、上手くマネジメントするでしょう。
でも、マネジメントは、才能ではなく技術です。
ですので、本来は、本業の技術と同じように、学んだり、トレーニングの機会を提供できるといいんですよね。
職人さんが多い職場では、マネジメントより現場の方が好きというマネージャーも多いですが、マネジメントの技術に触れていないだけな場合も多いです。
マネジメントの技術について知らないから、マネジメントの楽しさを知らないだけなんです。
私も、昔、マネージャーになった当初、とても苦労しました。
「自分がやった方が早いし、いいものができる!」と思っていたガリガリのプレイヤータイプでしたので、部下の発言を待てないし、任せられなかったんですよね。
正論で部下を追い詰めて、自分のキャパを超えて仕事を抱え込んで、仕事を滞らせてたりしてました。苦笑
それが、コーチングと出会ったことで、マネジメントを楽しむことができるようになりました。
部下から「仕事を楽しめるようになったのは、大図さんのおかげです」と言ってもらえるまでになりました。
繰り返しになりますが、マネジメントは技術です。
在り方とスキルの両方を磨いていくことで、自分もマネジメントを楽しみながら、部下を成長させていくことができるようになります。
今回の研修では、「マネージャー軸が見つかる10の質問」を使って、マネージャーとしての在り方を整えました。
10個の質問に順番に答えていくだけで、自然に、自分なりのマネージャー軸が見つかってしまいます。
自分の過去の体験を掘り下げる質問になっているので、新人マネージャーでも、ベテランマネージャーでも、それぞれに得られるものがある設計になっています。
各自が考えた答えをシェアしあいます。
10個の質問は、事前課題でお渡ししていて、研修が始まった時点では、
なんて、おっしゃっる方もいらっしゃいました。
ところが、答えをシェアし合っているうちに、「これだ!」と降りてくるものがあったそうです。
とても素晴らしいマネージャー軸を、目をキラキラさせながら、仲間にシェアしていらっしゃいました。
そして、一番良かったのは、
と、みなさんがおっしゃっていたことです。
それまで、仲が悪かったわけではありませんが、共通するビジョンや価値観をお互いに発見し、マネージャー陣により一体感がでてきました。
コロナ禍の中、各チームをまとめる要となるマネージャーのみなさまがいかに自主的に動いてくれるかで、会社の未来は大きく変わるでしょう。
マネージャーとしての軸が明確になり、仲間と共有することで一体感もでた、マネージャーのみなさまのこれからの活躍が、ますます楽しみです!
ちなみに、10の質問の1つめは、「自分にとってマネージャーは何をする人ですか? (自分の役割は?)」です。
ぜひ、考えてみてください。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!