絶好調な時ほど気をつけたい話
【五感思考day2607】
こんにちは!
人が自立的に動きグングン成果がでる仕組みをつくる
組織づくりコンサルタントの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
昨晩は経営者団体の役員会があり、その後、仲間とちょっと一献。
見習いたいスゴイ経営者の話を共有したり、お互いの経営について近況報告やこれからのことなど、楽しく有意義な時間でした。
組織づくりの専門家としては、あるレジェンド経営者の話が「モッタイナイ!気をつけていればそんな残念なことにはならないで済んだはずなのに」と悔しい思いがしました。
飛ぶ鳥を落とす勢いで会社を拡大し絶好調だった時に、右腕が横領していた話。
そこから、社内でアレコレ問題が噴出して、、、とのことでした。
事業が好調な時は、先に先に進むことに目がいきがちです。
そして、若干、調子に乗ってしまうというか、リスクに対して「大丈夫大丈夫!」と気が大きくなりがちです。
結果、足元を救われるようなことが起こる。
あるあるです。
これは、他人事ではなくて、私も常に肝に命じたいことです。
ちょっとした意識と行動で防げるからです。
それは、「悪さをできない仕組み」をつくっておくことです。
かつて、稲盛和夫さんも次のようにおっしゃっています。
「金を盗む社員が悪いのではなく、金が盗めてしまう環境を作ってしまうのが悪い。
だから、1人でお金を管理させず、お金を出し入れするのに、最低でも3人絡むような仕組みにした。
そして、このような仕組みづくりの根底には、社員に決して罪をつくらせないという思いやりが、経営者の心の中になくてはならない。」
これは、「信じて期待しない」という考え方です。
どういうことかと言いますと、「信じて」は「当社の社員は素晴らしい」と相手の可能性を信じること。
「期待しない」は、そうは言っても、「弱さや誘惑に負けることもある存在」ということです。
経営者は、社員さんがしっかりと仕事に打ち込める、成長していける教育や仕組みを整えていかねばですね。
経営者も社員もお互いに気持ちよく働ける会社づくり、進めていきたいですね。
もう一段飛躍したい、社員をもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!
本日の問いかけ社員さんに罪をつくらせないため、どんな仕組みづくりをしていきましょうか?