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なぜ優秀なマネージャーにトラブルが続くのか?

2024.10.08 by 大図美由紀

【五感思考day2443】

こんにちは!

人が自立的に動きグングン成果がでる仕組みをつくる
組織づくりコンサルタントの大図美由紀です^ ^

本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。

先月から新しくサポートが始まったクライアントさま先で、新人課長にヒアリングを行いました。

ヒアリングでは、現状の課題や理想像などをざっくばらんに伺っていきます。

すると、

課長
課長になってからずっとトラブル続きで、いくら対応しても追いつかないんです。もう胃に穴があきそうです。

と相談されました。

新人課長は、社長が将来の右腕にと期待をしているくらい優秀な方です。

しかし、大分まいっていらっしゃるご様子。

そこで、トラブルに対してどのように対応しているのかを具体的に聞いていきました。

すると、どうしてトラブルがなかなか片付いていかないのか、その理由が分かってきました。

さて、なぜトラブル続きになっていると思いますか?

トラブルが”続いている”ということは、その状況を引き起こす何らかの要因があるということです。

それは、彼が「原因論」という物事の捉え方をしていたからです。

原因論は、「何が悪いんだろう?」「なぜ出来なかったのか?」と、過去の原因や出来ない理由にフォーカスする捉え方です。

原因論で考えると、できない理由ばかりを考えます。

当然、解決に向けたいいアイディアが浮かびにくいのです。

さらに、原因論では、「自分の○○なところがダメなんじゃないか?」と自分を責めるような気持ちにもなりがちです。

つまり、精神的にも追い込まれやすくなります。

では、どうしたらいいでしょうか?

物事の捉え方には、「原因論」と「目的論」の2種類があります。

「目的論」は、「どうなったらいいのか?」未来や理想の姿や「既に出来ていること」にフォーカスする捉え方です。

五感思考マネジメントのベースとなっているアドラー心理学では、この「目的論」が大きな特徴の1つです。

目的論で、「本当はどうなったらいいんだろう?」と理想を起点に考えると、今まで問題と捉えていたことが、問題ではなくなってしまうことすら起こります。

目指したいところがハッキリすれば、やり方は無数にあるからですね。

また、「どんな時はできていただろうか?」という発想で、アイディア出しをしていくと、原因論では思いつかないような新しいアイディアが浮かびやすくなります。

早速、一緒に、目的論で1つ課題を考えてみました。

すると、

課長
今まで目的論の考え方を知りませんでしたが、素晴らしいですね!気持ちが前向きになる上に、新しいアイディアがドンドンでてきますね!

とおっしゃっていただきました。

さらに、今月ご訪問した際には、

課長
部下が動いてくれない。やらなくちゃいけないことが終わらない。売上達成のためのアイディアが浮かばないなど、たくさんあった課題が次々クリアできています!

とご報告くださいました。

顔色も良く、「体調不良もだいぶ良くなった」と話してくださいました。

これからの彼の活躍が、とても楽しみです。

ぜひ、目的論の考え方、試してみてくださいね。

もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!

本日のチャレンジ課題今日一日、目的論で物事を捉えてみましょう
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