天下のリーダーを育てるには?
【五感思考day2361】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
先週末、映画「キングダム 大将軍の帰還」が公開されました。
まだ観に行っていないのですが、気になってます。
キングダムの舞台は、紀元前の中国。
秦の始皇帝が中国を統一する前の春秋戦国時代です。
王や将軍などのリーダーたちがたくさん登場します。
リーダーシップを学べるエピソードがたくさんあり、面白いんですよね。
本日は、そんな中から、
というお困りごとを解決するエピソードをご紹介です。
天下の大将軍である、王騎(おうき)将軍の主人公の信(しん)の育て方が、とても素晴らしいんです。
信には「天下の大将軍になりたい」という志があります。
しかし、戦争孤児であり、初陣は最下位である一歩兵からの参戦です。
初戦で勝利へ貢献が認められて、100人の兵を束ねる百人将の地位が与えられます。
そこで、信は、王騎将軍に「天下の大将軍になるための修行をつけてくれ!」と頼み込みます。
すると、信に対して、王騎将軍は「戦場となっているこの小さな村を平定しなさい」と課題を与えます。
村の人口は、100人程度。
ちょうど信が率いることになる兵の数と同じくらいです。
手とり足取り教えるのではなく、ちょうどいいサイズの課題を与え、経験を積ませる。
しかも、王騎将軍は信に対して、課題を解決するためのヒントであり、将軍として成長してほしいポイントも伝えます。
それは、「1人の武など期待していませんよ。」です。
王騎将軍は、信が将軍として成長するために次に必要なことは、自らの戦闘能力を上げるだけでなく、「兵をまとめ率いることとチームの強さ」を学ぶことだと考えたからです。
お見事!です。
いろんな上司の方とお話していると、部下にアレもコレもと一度に要求し過ぎて、部下はとっちらかってしまうケースに遭遇します。
一度にイロイロ要求し過ぎると、部下は結局どれ一つとして、しっかりやれるようにならないまま、上司も部下も苦しくなってしまいがちです。
成果にコミットするあまり、お客様のことを考えるあまり、要求が高くなってしまうこと、とってもよく分かります。
私も、昔、そうでしたから。苦笑
そうは言っても、二兎を追う者は一兎をも得ず。
1つ1つステップを踏んで、部下に身につけもらった方が、結果的に早く成長してもらえます。
天下の大将軍、王騎将軍から学べる部下育成のポイントは、
・答えを教えるのではなく、ヒントを与え、経験を積ませる。
・あれもこれもと一度に要求するのではなく、小さくステップを踏んで1つ1つ成長させていく。
です。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!
本日の問いかけ社員の成長を促すために、何をしてみましょうか?