アツく想いを語っても社員に響かないんです
【五感思考day2320】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
今週、クライアントさんと今後のサポートプランについてお話をしていました。
サポートプランについては「今、気になっていること」(現状の課題)や「今後こうなっていたらいい」(理想)を伺って、すり合わせをしながら決めていきます。
現状の課題を伺っていたら、
と、事例をいくつも挙げながら、おっしゃっていただきました。
いやー、感慨深いです。
社員に任せてグングン伸びる組織度合い、爆上がり中です。
どうして、社員さんたちが、自主的に動けるようになったのか?
それは、こういう理由です。
以前は、経営者が自分の想いをアツく語るあまり、下図のように、社員さんが萎縮してしまっていました。
経営者が熱く語れば語るほど、社員さんは萎縮してしまって、会社と社員さんの想いが重なる部分が、狭くなってしまっていたんですね。
想いが重なる部分を「共有ゾーン」と言います。
共有ゾーンで起こる「一緒にやりましょう!分かる!分かる!」と合意できる部分が、むしろ、減ってしまっていたんです。
社員さんに引かれている状態です。
では、どうしたらいいのか?
社員の想いも引き出してあげると、共有ゾーンは広がります。
下図のイメージです。
自分の主張を押し付けた方が、社員さんに分かってもらえそうですが、それは、むりやり説得している状態です。
頭で理解はしても、心で納得はできないんですね。
想いを伝える&引き出すことの両方を行うことで、共有ゾーンは広がっていきます。
社員さんに自分の想いを伝えるだけでなく、社員さんの想いを引き出すチャレンジもしてみてください。
引き出すとは、「どうなったらいいのか?」(ビジョン)「何を大事にしたいのか?」(価値観)を聞いてみることです。
社員さんの想いを引き出し、社員さんが自然に考え動きだす、そんな組織をつくり、変化の激しい経営環境を乗り越えていきましょう!
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!