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アツく想いを語っても社員に響かないんです

2024.06.06 by 大図美由紀

【五感思考day2320】

こんにちは!

ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^

本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。

今週、クライアントさんと今後のサポートプランについてお話をしていました。

サポートプランについては「今、気になっていること」(現状の課題)や「今後こうなっていたらいい」(理想)を伺って、すり合わせをしながら決めていきます。

現状の課題を伺っていたら、

社長
正直、問題と思っていることはないんですよね。笑。数年前と比べたら、社員たちがグングン成長しているんで。
社長
以前は、何でも自分が率先して動かなければならなかったですけど、今は、社員が自主的に発信して動いてくれてますからね

と、事例をいくつも挙げながら、おっしゃっていただきました。

いやー、感慨深いです。

社員に任せてグングン伸びる組織度合い、爆上がり中です。

どうして、社員さんたちが、自主的に動けるようになったのか?

それは、こういう理由です。

以前は、経営者が自分の想いをアツく語るあまり、下図のように、社員さんが萎縮してしまっていました。

経営者が熱く語れば語るほど、社員さんは萎縮してしまって、会社と社員さんの想いが重なる部分が、狭くなってしまっていたんですね。

想いが重なる部分を「共有ゾーン」と言います。

共有ゾーンで起こる「一緒にやりましょう!分かる!分かる!」と合意できる部分がむしろ、減ってしまっていたんです。

社員さんに引かれている状態です。

では、どうしたらいいのか?

社員の想いも引き出してあげると、共有ゾーンは広がります。

下図のイメージです。

自分の主張を押し付けた方が、社員さんに分かってもらえそうですが、それは、むりやり説得している状態です。

頭で理解はしても、心で納得はできないんですね。

想いを伝える&引き出すことの両方を行うことで、共有ゾーンは広がっていきます。

社員さんに自分の想いを伝えるだけでなく、社員さんの想いを引き出すチャレンジもしてみてください。

引き出すとは、「どうなったらいいのか?」(ビジョン)「何を大事にしたいのか?」(価値観)を聞いてみることです。

社員さんの想いを引き出し、社員さんが自然に考え動きだす、そんな組織をつくり、変化の激しい経営環境を乗り越えていきましょう!

もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!

本日の問いかけ社員に想いが伝わるために、何をしてみましょうか?
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