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社員から「そんなのムリ」ではなく「ぜひやりましょう」を引き出す方法

2024.01.22 by 大図美由紀

【五感思考day2185】

こんにちは!

ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^

本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。

年度末の繁忙期で、バタバタしていらっしゃるクライアントさんが多いです。

社員さんたちとも「仕事がないより、全然いいですよね!頑張れー」なんて会話をしてます。

さて、そんなクライアントさんの社長から、こんな相談を受けました。

社長
幹部のAさんが「できない」ばっかり言って、ホントに困る

現在、みなさま、目の前のお仕事で大忙しです。

しかも、社長の頭の中には、3年後、5年後、さらにその先のやりたいことがいっぱい溢れています。

未来の目標実現のために、今やれることは、すぐにでも進めていきたいという意気込みです。

社長が幹部Aさんにそれらの計画を伝えるも、Aさんの返事はこうです。

幹部Aさん
〇〇が終わらないとムリ
幹部Aさん
△△の方が優先

と目の前の課題の解決に追われています。

Aさんがこのような状態のままで、社長がAさんにいくら目指す目標ややりたいことを伝えても、

幹部Aさん
社長はオレたちの状況を分かってくれない
幹部Aさん
社長はムリばかり言う

となってしまいます。

幹部Aさんのやる気を引き出すどころではなく、むしろ、社長への反発心やあきらめ感が育ちます。

結果として、やらされ感で仕事をするようになってしまうんですね。

では、どうしたら、いいでしょうか?

こういう時は、幹部Aさんの理想「本当はどうなったらいいのか?」を引き出していきます。

恐らく、最初は「目の前の課題が解決したらいい」としか出てきません。

でも、ここであきらめずに、
「解決した状態って、どんな状態?」
「そうなったら、次は何したい?」
と繰り返し聞いていきます。

繰り返し聞いていくうちに、ナント、社長が目標としているところまで、たどりつきました!

幹部Aさん
アレ?同じだ!

となりました。

理想の姿の共有です!

社長と幹部で理想の状態が握れた後は、「何から始めようか?」「そのためにどうしようか?」と自然に話が進んでいきました。

こうなれば、幹部のAさんもイヤイヤやらされ感で動くのではなく、自ら進んで動いてくれるようになります。

自分で描いた理想の状態ですからね!

説得ではなくて、引き出すことで理想や目標の共有をすると、後が楽です。

そして、お互いがワクワクしながら仕事できるのが、何よりの魅力です。

ぜひ、試してみてください。

経営者も社員も一緒にワクワク進める組織を目指しましょう!

もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!

本日の問いかけどのように社員さんと理想の共有をしましょうか?
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