全社員の「好きを仕事に」が実現できる方法とは?
【五感思考day2171】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
昨日は成人の日。
新成人のみなさま、おめでとうございます!
まだまだこれから、たくさんの経験をされていくんでしょうね。
成人式は18歳で行う自治体と20歳で行う自治体で分かれているようですね。
私だったら、20歳で成人式が有難いです。
なぜなら、18歳の私は大学受験の真っ最中で、お祝いする余裕が、まったくなかったです。
ギリギリまで進路を迷っていました。
将来を見据えて、進路を選ぼうとしましたが、ぼんやりしていたからです。
私は、将来、どんな仕事をしていきたいのか?
具体的なイメージが持てませんでした。
好きなことを将来の仕事にできたらとは思っていました。
歴史と英語が好きでした。
とは言え、歴史だったら、学者か歴史の先生?
英語だったら、通訳や翻訳?英語の先生?
本当にそうなりたいのかな?という感じでした。
好きなことを仕事にできたら、ハッピーなはず!
しかし、なぜか違和感がある。
どうして、そのようなことが起こるのか。
それは、好きなことを仕事にする上で大事なことは、コンテンツではないんです。
価値観なんです。
好きを仕事にするの本質は、「好きなことから得られている価値観を仕事に生かせる」ということなんですね。
とおっしゃる経営者の方は多いです。
好きな仕事をさせるは「野球を好きな社員がいたら、野球をさせましょう」ということではありません。
野球が好きだったら、野球からどんな価値観を得られているのかを引き出していきます。
例えば、
バッターボックスに入った時、ピッチャーがどんな球を投げてくるのかと推測するのが好き。
試合に勝った時、みんなでマウンドに集まって、やったー!って喜び合う一体感が好き。
素振りの練習をコツコツしたことが実って、想定どおりに打てた時の達成感が好き。
ボールを取れた時に、仲間がしてくれる笑顔の瞬間が好き。
などです。
そして、引き出された価値観を仕事に活かしたら、どんなことができるだろうか?と考えます。
すると、いろんな仕事に当てはめることができますよね。
私の場合、歴史が好きなのは、今とは違う時代の昔の人たちは、どのような価値観で、どんな人生を生きたのかに触れることが、興味津々でした。
また、英語が好きなのは、海外に行って、日本とは違う価値観で生活している人たちに触れることが、面白かったです。
つまり、誰かの価値観に触れること、人生のストーリーを聞くことが、好きなのです。
だから、営業の仕事をしている時は、お客様の人生や生活をお伺いし、それを支援するご提案ができた時、一緒に喜べることが、幸せでした。
法務の仕事をしている時は、お客様・協力会社・自社がそれぞれ目指すもの、望むものは何かを考え、関係各社が、得たいものを得られるよう、契約書が作成できた時は、嬉しかったです。
つまり、自分にとって大事にしたい価値観が何なのかが分かると、「営業は好きだけど事務職は嫌い」など携わるコンテンツで左右されることなく、仕事を楽しめるようになります。
五感思考マネジメントでは、「仕事のビジョン価値観マップ」というのを使って、みなさんの価値観を引き出していきます。
歩いたりお話したりしていると、誰でも簡単にするっと価値観が見つかります。
社員さんが、好きを仕事に、そして、仕事がますます好きになるために、大事なことは「価値観」です。
価値観を引き出して、仕事が好きな社員さんを増やしちゃいましょう。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!