奇跡を起こすチームにあるものとは?@羽田航空機事故
【五感思考day2168】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
さて、早速ですが、「どんな人が優れたリーダーになれるでしょうか?」
1月2日に起こった羽田空港での航空機の衝突と炎上事故に、その答え合わせを見ました。
当該事故でお亡くなりになった海上保安庁の方5名のご冥福をお祈りいたします。
しかしながら、JAL機は乗員乗客379名の全員が脱出に成功しました。
機内に設置された映像を見ましたが、窓の外に炎が見え煙の臭いがする中で、スタッフのみなさまは、よくぞ、適切な指示と行動で、無事に避難させたと感嘆します。
奇跡と呼ばれていますが、本当に。
奇跡は、偶然ではなく、そうなる理由が積み重なっている時に起こります。
整備されたマニュアル、徹底した訓練、パニックにならずに判断などなど。
今回、改めてスゴイなと思ったのは、機内に最後まで残ったのは機長。
最後に座席を一列一列確認し、全員の脱出を確認した上で、脱出。
どんなリーダーが率いるチームが、メンバー間の協力が上手なのか?
なぜ、あのリーダーの目標には、部下が従うのか?
なぜ、あのチームの人たちは、楽しそうに働くのか?
リーダーシップの権威サイモン・シネックさんによると、すべてのカギは「職場の安心感」。
そして、職場の安心感を生み出すリーダーについて、次のように語っています。
自ら率先して行動する人間こそリーダーです
誰よりも先にリスクを冒す人間こそリーダーです
「部下が守られ、安心できるよう部下のためを考え、自らは犠牲になる」選択をする人間こそ、リーダーです
そして、この選択によって、自然と人々が皆のために犠牲を払うようになります
皆のために血と汗と涙を流して、リーダーのビジョンを実現させようとします
私は、犠牲という言葉は好きではありませんが、自分のこと以上にメンバーが安心して仕事ができるよう選択できる人がリーダーだったら、メンバーはついていきますよね。
「リーダーシップとは、地位ではなく、選択です」
サイモン・シネックさんの言葉です。
JALの機長さんの行動にも、それを見ました。
マニュアルにあることなのかもしれませんが、緊急事態が起こっている現場で実践できる、それは誰にでもできることではありませんからね。
素晴らしいリーダーが率いるチームだったから、全員無事の奇跡を起こせたのでしょう。
これこそ、本物のリーダー。
とても気が引き締まる想いです。
そして、そうは言っても、人は強さと弱さの両方を持っています。
不安や孤独を感じることもあるでしょう。
くじけそうになることもあるでしょう。
やるせない気持ちになることもあるでしょう。
そして、そんな時、ビジョンがあれば、向かうべきがどこなのか、
理念・価値観が明確であれば、大事にしたいことは、何なのか。
つまり、何のためにやっているのかが指針となり、心の支えとなり、気持ちが定まります。
お互いに勇気づけのコミュニケーションで支え合えていれば、仲間が安心安全な場所になります。
五感思考マネジメントを通じて、トップである経営者の方はモチロン、社員さんお一人お一人がリーダーシップをもって選択していける、そんな組織づくりをサポートしていきたいです。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!