多様性をゴールにしない@紅白歌合戦
【五感思考day2164】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
年始早々、石川県で大きな地震。
東北の震災が思い出されます。
少しでも被害が少なくすみますように。
特に地域の方、引き続き、お気をつけてお過ごしください。
どうぞ、みなさま、ご無事でありますように。
そして、3日間は休むと決めたので、本日も年末年始ネタで。
大晦日の夜は、水戸の実家で「紅白歌合戦」を観ていました。
思ったより良かったです!
思ったよりというのは、今回の番組のテーマは「ボーダレス」。
番組のコンセプトは、紅白歌合戦で、紅組と白組に”分かれて競い合う”ことです。
しかも、女性が紅組、男性が白組です。
「ボーダレス」って矛盾してるじゃん。
ジャニーズ勢の出演がなく人手不足もあり、切羽詰まって、ダイバーシティや国際紛争問題など、世の中の流れと言うのか、ムリヤリ流行りとくっつけたのかくらいに思ってたんです。
ところが、観てみたら、さまざまなアーティストたちがそれぞれ活躍しててステキと思えたんです。
68歳の郷ひろみさんがアクロバティックなダンスにチャレンジ。
同年齢のキャンディーズ伊藤蘭さんも、かわいくてスタイル良くて、ステキに若い!
こんな風に歳を重ねたいと思えるお二人。
一方、若手では、トリ前に、YOASOBIさんが圧巻ステージ。
Adoさんも顔出しナシで素晴らしいショー。
ひと昔前だったら、ここ一番の大事な仕事で顔を見せないって失礼だとか言われかねないですよね。
すとぷりさんは顔出しナシな上に、リアルタイムCGで出演してました。
何でもアリなんですね!
他にも、「鬼滅の刃」の歌を歌ったmiletさんと MAN WITH A MISSIONさんは、紅組&白組の両方で出場。
さらに、男性で年上の有吉さんより、司会チームを上手く仕切っていた感じの、24歳女性の橋本環奈さん。
と言うことで、オモシロかったです。
とは言え、次回以降は「ボーダレス」をテーマにはできないでしょうから、次のステップを期待です。
どういうことか。
組織づくりにおいて、組織内に格差や分断があり、人を生かせていない問題が起こっているなら、多様性を掲げて、さまざま人がより活躍できるようにすることは、素晴らしいことです。
しかし、「ボーダレス」(分断がないこと、多様性を活かせていること)は、組織が目指すゴールにはなりません。
「ボーダレス」は、組織の文化と仕組みです。
「ボーダレス」がゴールになってしまうと、行き過ぎた権利の主張や対立が起こってしまいます。
今度は、「ボーダレス」になっているか否かの対立が組織内で起こってしまうんですね。
すると、形式や条件がムダに増え、混乱したり、管理が増えて自主性が発揮しにくくなります。
つまり、「ボーダレス」な組織で何を成し遂げるかも必要なんです。
文化の醸成とゴールの明確化の両方で、世の中に貢献組織づくりを進めていけるといいですね。
さて、紅白は次回以降、どこに向かうのでしょうか?
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!