一見ムダなことに価値がある?
【五感思考day2148】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
最近、ハマっているマンガがあります。
「葬送のフリーレン」です。
※ダウンロードOK画像。
ご存知でしょうか?
ロールプレイングゲームのような世界で、勇者たち一行が魔王を倒した後の物語です。
オモシロいポイントはイロイロあるのですが、そのうちの1つは、一見「ムダ」なようなことに時間と心を使う大切さを教えてくれます。
主人公のフリーレンは、1000年以上生きるエルフで、時間の感覚が人間と違います。
時間がいくらでもあるから、時間にモッタイナイの感覚があんまりないんです。
例えば、本の解読に何年もかかっても惜しくはありません。
ちなみに、せっかちな私は、ネットであらすじやネタバレを検索したり、速読で本を重要なポイントだけを読んだりなどは、しょっちゅうです。
また、もう一人の主人公である勇者は、「終った後にくだらなかったって笑い飛ばせるような楽しい旅がしたいんだ」と言います。
魔王を倒す途中に、遠回りや寄り道をたくさんします。
せっかちな私が勇者だったら、最短の距離を、攻略本などあらゆるものを駆使しながら、最短の時間でクリアします。
ところが、エルフのフリーレンや勇者が、一見ムダに思えるようなことを積み重ねた結果、たくさんの人が助けられたり、スゴイ発明を発見したり、想いが時を超えて次の世代へとつながっていくんです。
最短で成果を求めるクセが強い私には、学びと刺激が大きいです。
そんなせっかちで待てない私ですが、、、驚かれるくらい待てることもあります。
クライアントさま先で、問いを与えられた社員さんが自分なりの答えを出すのは、しっかり待ちます。
クライアントさまの社長からは、
と言われます。
そうですね。
社員さんが考えているのが感じられれば、答えを発言するまで待ちます。
社員さんが答えを出す前に、こちら側が答えを言ってしまったら、社員さんは考えなくなります。
社員さんにしてみたら、答えを知っている人から答えをもらう方が早いと思うからですね。
しかも、発言した時に、上司の期待する答えを言えずに、上司から怒られるリスクを冒さなくてすみますからね。
しかし、それでは、いつまで経っても、社員さんは自ら考え動くようにはなりません。
待つと言ったって、大抵、数分程度です。
この数分を待つことができれば、社員さんが自分で考えて答えを出す習慣を身につけることができるわけです。
その方が、社員さんの成長が早いです!
結局のところ、ついつい答えを言ってしまう経営者の方より私の方が、社員さんの成長&成果に対して、せっかちなのかもしれません。笑
いろんな関わり方を試してみた結果、これが一番社員さんの成長&成果が早いんです。
とは言え、私も、ただぼーっと待っているわけではありません。
社員さんの考えや発言を促すさまざまなノウハウがあります。
そんな組織と人の成長を促し成果が出せるようになるノウハウを体系化したものが「五感思考マネジメント」。
あなたのタイミングが合う時に、身につけていただけたら、嬉しいです。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!