面談で社員の話を苦痛なく聞ける聞き方とは?
【day2040】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
昨日のブログでは、社員面談でつい話過ぎてしまう経営者は多いこと。
そして、経営者が話過ぎた結果、社員さんに情報を増やすことはできても、視座を上げる役割は果たしにくいことをお伝えしました。
こちらですね。
そこで、本日は、社員さんの話を苦痛なく聞ける方法をお伝えしていきます。
実は、聞き方には3つの目線があります。
3つの目線を使い分けて社員さんの話を聞けると、聞くことが楽になります。
そして、3つの目線は、相手に与える影響がそれぞれ違いますので、望む結果に合わせて使い分けると有効です。
それでは、ご紹介していきますね。
1つめは自分目線。
自分目線には2種類あります。
自分目線<その1>
自分の思考や他のことに意識が向いている状態です。
自分目線<その2>
「相手」に意識が向いている状態。
相手を評価、判断、分析している目線です。
社員さんの話を聞いていて、「そうじゃない!」「甘い!」と思う時は、この目線になっている時です。
この目線を維持したまま、聞き続けると辛くなって、自分の意見を言いたくなってきます。
そして、2つめは相手目線。
「相手の関心」に関心を持っている状態です。
相手が見ている世界を自分も見ようとする聞き方です。
この聞き方で社員さんの話を聞くと、社員さんはドンドン話をしてくれます。
最後に、3つめは俯瞰目線。
「相手の関心」も「自分の関心」も脇に置いて、客観的な視点から見ている状態です。
人は話を聞く時、いずれかの目線で話を聞いています。
さらに、それぞれの目線を行ったり来たりしています。
社員さんの話を評価判断するために聞く時は「自分目線<その2>」になりますが、社員さんの意見を引き出そうとする時は「相手目線」の聞き方が、オススメです。
「相手目線」を使って聞けると、黙って聞いていることが辛くなくなります。
一通り、社員さんに話してもらったら、「俯瞰目線」でフィードバックができると、社員さんも納得です。
9月は上半期の最終月で、社員面談を行う経営者も多いですよね。
ぜひ、試してみてください。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!