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上司を飛ばして部下に直接指示を出すのは要注意!

2023.08.28 by 大図美由紀

【day2038】

こんにちは!

ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^

本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。

先日、

社長
部長が部下に仕事をちゃんとさせないから、結局、自分が部下に直接指示出しすることになる。部長にはほんとに困ったもんだ。

というご相談を受けました。

これ、要注意です。

組織の中での役割は、”個人”ではなく”役職”に紐づいているべき」なんですね。

部下に仕事をさせるのは、部長の役割です。

社長が部長を飛ばして部下に指示を出してしまうことは、社長が部長の役割を奪っていることになります。

これを続けていくと、

・部長は、「自分は部下への指示出しを求められていない」「自分は、部下育成の能力がない」と思いますので、ますます部下に指示を出したり、部下を育てることを、やらなくなります。

・部下は、社長と部長の両方が直属の上司になり、どちらの指示に従ったらいいか分からず、混乱します。また、社長と部長を比べたら、通常は、上位である社長の言うことを聞きます。なので、部長の言うことを、ますます聞かなくなります。

・社長・部長・部下以外の周りからすると、「社長は、部長が部長の役割を全うしていないことを、容認している」と思ってしまいます。

部長に変わって社長が部下に指示を出すことは、弊害だらけでいいことは1つもありません。

目先のことだけ考えたら、社長から部下に直接指示を出した方が早いし確実なのは、分かります。

また、部長が上手く部下に指示を出せないことに対して、イライラしたり、仕事が進まずヤキモキしたりするのも、とてもよく分かります。

しかし、それでは部長が部長として育たなくなってしまいます。社長が部長の成長を止めているということになってしまいます。

ここは、「部長を育てるのが、自分の役割」と腹をくくりましょう。

さもなければ、あなた自身が、組織を機能させなくしてしまいます。それは、避けたいですよね。

御社の現状は、いかがでしょうか?

もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!

本日の問いかけ組織の中での役割を役職に紐づけるために何をしてみましょうか?
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