炎上対応が見事な理由は?@スープストックトーキョー
【day1920】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
本日は、先日のスープストックトーキョーのSNS炎上への対応が見事だなと思い、ご紹介させていただきます。
炎上対応というより、そもそもの経営姿勢がステキだと感じました。
事の経緯を簡単に説明すると次のとおりです。
スープストックトーキョーは、食べるスープ専門店。
そのスープストックトーキョーが、先日、離乳食の無料提供を発表しました。
子育て世代の応援という試みなのですが、SNSで批判の声が殺到してしまいました。
その騒動に対して、スープストックトーキョーは、次の声明を発表しました。
今回の離乳食の無償提供は、企業理念「世の中の体温をあげる」の実現のための取り組みなのだと、説明しています。
決断が理念に基づいたものであると、理念に戻って対応していることが、素晴らしいです。
モチロン、離乳食の無償提供を決めたことが、理念に基づいたものであることも、素晴らしいです。
経営は正解不正解があるものではありません。
ゴールもさまざま。
進み方もさまざま。
そこで、五感思考マネジメントにおいては、一番大事にしたい判断基準が、経営理念(ビジョン・価値観・ミッション)です。
経営理念は、「私たちはこういうものです。こういう世界を実現したい。こういうことを大事にしながら進んでいきたい。」と宣言し約束するものです。
人は、一貫性がある人についていきたくなります。
今回の声明を受けて、スープストックトーキョーを応援する人が増えているようです。
経営理念は、迷った時、何かあった時、みんなが立ち戻れる場所になります。
ご自身と社員さんやお客さまとを結びつけているものが、お金だけでなく、想い(経営理念)でありたいですよね。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!
追伸:今回のスープストックトーキョーの声明は、とても勉強になります。
併せて、そもそも炎上してしまったのは、理念が顧客に伝わっていると思って、施策前の発信が少々足りなかったのかな?とも思います。
経営者は常に理念について考え決断しているでしょうから、当たり前になりがちです。
しかし、社員さんやお客さまとは、繰り返し、伝えたり対話することが大事だなとも思いました。