社員面談はやった方がいいのか?
【day1915】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
一昨日は、月1の「五感思考マネジメント」上級講座の日。
テーマは、社員面談でした。
御社は、社員面談をされていらっしゃいますか?
経営者の方から、しばしば、
と聞かれます。
あなたはどう思われますか?
やっぱり、「やった方がいい」でしょうか?
社員面談をした方がいいか問われたら、私の答えは、
と返します。
答えになってないですね。笑
社員面談は、上手く活用すれば、組織づくりや人材育成にとても役に立つツールです。
とは言え、”ツール”なんです。
つまり、手段です。
手段ですので、やる目的や意図が大事ということですね。
以前、こんな話を聞いたことがあります。
社員面談をやってみたある会社の話です。
社員とコミュニケーションをもっと取った方がいいのではないかと社員面談をやってみた。
結果どうなったか?
社員との関係が悪化してしまったそうです。
何が起こったのか?
面談が社員さんの会社に対する要求や不満大会になってしまった。
社員さんから出された要求や不満に対して、どうしたものかと、その後の対応が遅れてしまい、さらに、関係悪化となってしまいました。
ですので、社員面談は何でもかんでもやればいいというものではないんですね。
こちら側の意図があって、社員さんの不満を聞くのはOKです。
しかし、そうでない場合、社員面談がかえって社員さんとの距離を作ってしまうこともあります。
面談は、準備が8割!
準備さえしておけば、コワくありません!
準備とは、まずすることは、「面談の目的やゴールを明確にすること」。
そして、「社員さんと面談の目的やゴールを共有すること」です。
面談の目的とは、例えば、
・仕事の評価を伝えるため
・仕事上で困っていることを聞き出すため
・目標設定をするため
・これからの会社の方針を共有するため
・キャリアプランを相談するため
などなど。
ゴール設定もいろいろありますね。
例えば、目的が「社員との信頼関係を強めるため」でも、
・プライベートも含めて社員の近況の話を聴く。
・社員に対して気になっていることを本音で話す。
・仕事をしている中で不安や不満に思っていることを聞いて、気持ちスッキリしてもらう。
などなど。
この辺を曖昧なままにして、面談をしてしまうと、時間をムダにしてしまうだけでなく、せっかくの面談がマイナスに作用してしまいかねません。
ぜひ、目的やゴールを明確にして、面談に臨んでみてくださいね。
モチロン、実際、面談で対話を始めてから「予定したことと変えた方がいいな」と思ったら、目的やゴールを修正して大丈夫です。
その場合でも、事前のシミュレーションがあるかないかで、結果はずいぶんと違います。
社員面談は、上手く使えば、社員さんがグングン成長して、仕事をドンドン任せることができるようになっていきます。
五感思考マネジメントの講座では、社員が自然とやる気になって行動する、そんな面談の準備のポイントについて、お伝えしました。
来月お会いして、実践報告をお伺いするのが、とても楽しみです。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!
本日の問いかけあなたの面談の目的とゴールは?