社員面談を口頭だけで行っていたらモッタイナイ
【day1900】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
先週、サポートにお伺いしたクライアントさま先で、新任の課長さんの個別面談をしました。
こちらのクライアントさまでは、役職者と月1で個別面談をしています。
新任の課長さんなので、初の私との個別面談です。
すると、課長さんから、こんな質問を受けました。
とってもいい質問です!!
私の個別面談では、口頭で会話するだけでなく、社員さんにいろんなことを紙に書き出してもらいます。
面談のゴールや扱うテーマによって、書いてもらう内容は、都度、異なりますが、例えば、下記のようなことです。
・ビジョン、価値観
・目標(1ヶ月後、3ヶ月後、1年後)
・前回の面談から今回までの間に、進んだことや、上手くいったこと
・今、悩んでいること
・タスク
・アクションプラン
などなど。
さて、先の
に対する回答は、次の3つです。
(書き出すことで期待できる効果1)
考えを整理することができる。
たとえば、
と聞いたとします。
まずは、つれづれ思うがまま、話してもらいます。
発想豊かに考えてほしいからです。
そして、たくさんアイディアがでてきたら、
と聞きます。
すると、書き出したものには、
『○○の案件が、お客様から喜ばれ、プロジェクトメンバーからも「このプロジェクトに参加できて良かった!」と言われること』
という感じで、話した中から、自分にとって大事なことが選んで書かれます。
(書き出すことで期待できる効果2)
思考のプロセスが、グングン進む。
たとえば、
「○○さんが、いつも全然動いてくれない」
と書かれました。
ここから掘り下げていきます。
「言われないと動いてくれない」
「毎月のお店のイベントで何をするか、自ら提案があってもいいのに、私から尋ねないと、動かない」
と具体的になっていきます。
書き出さない場合、「○○さんが、いつも全然動いてくれない。どうしたら?どうしたら?」
と頭の中をグルグルと堂々巡りして、次に進みにくいんです。
(書き出すことで期待できる効果3)
客観的に自分の考えを見ることができる。
たとえば、
「みんなが連携をとって、ミスをなくしたい」
「先輩が後輩を指導していける」
「売上○○円達成」
「納期前に納品できるよう、余裕をもった工程管理が行われている」
「誰かが急に休んでも、カバーし合える体制がある」
と出てきます。
書き出してみることで、「意外と少なかった!」ということがあったり、
その中から、「これが、今、一番大事!」と判断することができます。
これが、頭の中にある時は、考えがいっぱいいっぱい、アレもコレもとあり、整理がつきません。
また、話すだけだと、流れていってしまって、あとで「何だっけ?」となったりするんですよね。
書き出すことは、かなりパワフルです!!
書き出しによる思考整理術を実践することで、多くのクライアントさまから「社員さんの本業のパフォーマンスが驚くほど伸びている」と、おっしゃっていただいています。
社員さんと対話する際に、書き出しをしてもらいながら進めるのは、オススメです。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!
本日のチャレンジ課題社員さんとの対話を書き出してもらいながら進めてみましょう