一瞬で社員の気持ちが理解できる方法とは?
【day1851】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
多くの経営者の方が、社員さんに動いてもらって成果を出す難しさで苦労をされていらっしゃいます。
そして、動いてもらうためには、どのように伝えたらいいのか?で悩まれている。
そこで、昨日のブログでは、「ツタワル伝え方」と「ツタワラナイ伝え方」の最も大きな違いを「相手の気持ちを理解しているか否か」とお伝えしました。
人は正論を伝えたからと言って動くわけではないんですね。
むしろ、正論は相手の勇気をくじき、追い詰めてしまうことすらあります。
しかし、人間は、同時に複数の視点で物事を見ることができません。
自分の視点で話をしている時は、相手の視点が欠如してしまいます。
下図のような状態ですね。
では、どうしたら、相手の視点を得て、相手の気持ちを知ることができるのか?
これを簡単にできる方法が、五感思考マネジメントにはあります。
頭の中で自分と相手の視点を同時に考えると、上手くいきません。
そこで、自分の視点と相手の視点の両方を、頭の中から外に出して、見える化するんです。
次の写真は、以前、研修で、管理職の方と一緒に、管理職の方ご自身と部下の状態をイスで見える化している様子です。
ご自身と部下をそれぞれのイスに見立てて、現在の状態を表現しています。
イスの向きで、それぞれが何を見ているのか、どのような気持ちなのかを表します。
例えば、2人とも同じ未来を見ていたなら、同じ方向に置かれます。
一方、違う未来を見ていたなら、違う方向で置かれます。
頭の中では、2人分の気持ちを考えることができないので、外に出して、1人1人シミュレーションしてみるんですね。
それぞれのイスに、自分と部下が座っていると想像します。
そして、自分のイスに座って、自分が部下に対して思っていることを、確認します。
それから、部下のイスに座って、五感を使って部下の考えや気持ちを考えてみると、不思議なんですけど、部下の考えや気持ちがスッと分かります。
つまり、自分が伝えたことを部下がどう受け取っていたのかということが分かります。
そこで、どう伝えたら、相手によりツタワルのかを考えていくことができます。
文章だけで伝えるのは、なかなか難しいですね。笑
来月以降、五感思考マネジメントを体験していただけるセミナーを開催する予定です。
またご案内させていただきますので、少々お待ちください。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!