過去の成功体験にとらわれていませんか?
【day1839】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
寒波で外は寒いが、将棋がアツイ!
昨日、ALSOK杯王将戦7番勝負第4局で、藤井聡太王将が挑戦者の羽生善治九段に敗れました。
対戦成績2勝2敗。
伸び盛りで勢いにのる藤井さん20歳と現在無冠の羽生さん52歳の対戦。
藤井さんは、タイトル戦で11期全勝といまだ負けなし。
一方、羽生さんは5年前に無冠となり、今回2年ぶりのタイトル戦。
前人未到のタイトル通算100期をかけた戦いです。
今回、羽生さんが復活を遂げた裏側について書かれた記事を読みました。
羽生さんが過去の成功体験を捨て、新しい将棋と謙虚に向き合ったというもの。
昔の将棋は、対局後、対局者同士の意見交換により振り返りをして強くなっていく。
ところが、AIが台頭してきたことにより、AIの解析による振り返りに変わっていきました。
今の若手は、AI解析を活用したトレーニングで、強さを身につけていく。
しかし、羽生さんは、自分の成功体験(思考パターンや勘)が強すぎるゆえに、AIを上手く活用できないでいた。
そんな羽生さんが、AIとの適度な付き合い方を見つけたのではないか。
AIの解析結果と、自分の経験による感覚を融合させる道筋が見えてきた。
過去の成功体験にとらわれず、新しいものも取り入れながら、変化・成長していく。
素晴らしいです!!
人材育成や組織づくりにおいても同じことが、言えるんですよね。
世の中が変化しているから、時代に合わせて、社員さんの人生や仕事の価値観も変化する。
社会の変化のスピードが加速しているから、事業のライフサイクルも衰退へ向かうスピードが早まっています。
同じことを繰り返しているだけでは、いつの間にか、取り残されてしまいます。
経営者の過去の成功体験が、組織を変化成長するための最大のカベになっていることも多いです。
今まで上手くいったことが、これからも上手くいく成功法則だと思っている。
それが当たり前だと思うあまり、他の考え方ややり方を受け入れられなくなってしまう。
苦労して身につけてきたものを手放すことは、恐さもあるかもしれません。
新しいアイディアに対して「そんな楽しようとしたって、どうせ上手くいかないよ」と思うかもしれません。
とは言え、あなたがムリとかダメと思っていることこそ、あなたの盲点である可能性が高いです。
思い込みでみんなが踏み込めないことにこそ踏み込んでみたら、ブレイクスルーが生まれますよ!
ぜひ、新しいアイディアもフラットに観て、イロイロ試してみましょう。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!