社員が面談で本音を話してくれるコツ<その2>
【day1830】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
昨日に引き続き、「社員面談で本音を話してもらうための2つのポイント」をお伝えしていきます。
昨日の記事は、こちら。
面談について、よく相談されるお悩みの1つが、
です。
では、どんな社長(面談者)だったら、社員は本音で話したいと思うでしょうか?
1つ目は、自分を認めてくれる人でした。
それでは、2つ目は?
2つ目は、本音を話してくれる人です。
「自分は本音を話さないけど、あなたは本音を話してね」というのは、やはり難しそうですよね?
特に、相手の気持ちに寄り添う形で、本音を話せるといいですね。
相手の気持ちに寄り添う形の本音とは、どういうことかと言いますと。
1つには、自分も同じように悩んだ体験や失敗体験などを、伝えることです。
例えば、社員さんは、人間関係で悩んでいる。
「先輩が厳しい人で、どれだけ頑張っても、ダメ出しばかりで認めてもらえない。教えてももらえないし、どうしたら?」
と思っているはずだけど、ハッキリ言ってこない。
(事実がどうかではなく、あくまでも、本人がそう思っているというシチュエーションです)
その場合、「昔、自分も厳しい先輩で苦労したことがあって、、、」と伝えてみる。
すると、社員さんは、
「そっかー、社長でもそんなことあったんだなぁ。」と思います。
悩んでいるのは自分だけじゃなかったと分かったことで、自己肯定感が上がります。
すると、「話してみよう」という気になります。
社長への親近感が上がります。
すると、「この人にだったら話せる」という気持ちになります。
社員が悩んでいることと同じ苦労体験について話すのは、社員の悩みがある程度、推測できる場合です。
社員の悩みが全く分からないという場合は、もう少し広い範囲での苦労体験を話すといいですね。
例えば、「自分も仕事を始めて3年目ぐらいまでは、業務を覚えるのも、職場に馴染むのが大変で、、、」といった感じです。
社員さんからすると、「社長はすごい人で、悩みを言いにくい。」と感じているものです。
ですので、「自分は、何でも出来る素晴らしい社長」という姿ばかりを見せる必要はありません。
敢えて、弱い部分を見せる。
自分にも社員と同じように苦労や失敗体験があると伝える。
すると、お互いの距離感が縮まり、社員さんが言いにくいことも、話してくれたりするものです。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!