社員から「そんなのムリ」ではなく「ぜひやりましょう」が返ってくる方法とは?
【day1817】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
年度末の繁忙期で、バタバタしていらっしゃるクライアントさんが多いです。
社員さんたちとも「仕事がないより、全然いいですよね!頑張れー」なんて会話をしてます。
さて、そんなクライアントさまの社長から、こんな相談を受けました。
現在、みなさま、目の前のお仕事で大忙しです。
さらに、社長の頭の中には、3年後、5年後、この先、やりたいことがいっぱい溢れています。
その目標実現のために、今やれることは、すぐにでも進めていきたいという意気込みです。
社長が幹部のAさんにそれらの計画を伝えるも、Aさんの返事はこうです。
と目の前の課題の解決に追われています。
Aさんがこのような状態のままで、社長がいくらAさんに目指す目標ややりたいことを伝えても、
となり、幹部Aさんには社長への反発心やあきらめ感が育ってしまいます。
結果として、やらされ感で仕事をするようになってしまうんですね。
では、どうしたら、いいでしょうか?
こういう時は、幹部Aさんの理想「本当はどうなったらいいのか?」を引き出していきます。
恐らく、最初は「目の前の課題が解決したらいい」としか出てきません。
でも、ここであきらめずに、
「解決した状態って、どんな状態?」
「そうなったら、次は何したい?」
と繰り返し聞いていきます。
繰り返し聞いていくうちに、ナント、社長が目標としているところまで、たどりつきました!
幹部Aさん「アレ?同じだ!」となりました。
理想の姿の共有です!
社長と幹部で理想の状態が握れた後は、「何から始めようか?」「そのためにどうしようか?」と自然に話が進んでいきました。
こうなれば、幹部のAさんもイヤイヤやらされ感で動くのではなく、自ら進んで動いてくれるようになります。
自分で描いた理想の状態ですからね!
説得ではなくて、引き出すことで理想や目標の共有をすると、後が楽です。
そして、お互いがワクワクしながら仕事できるのが、何よりの魅力です。
ぜひ、試してみてください。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!