社員に諦めモードになった時は
【day2011】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
今年の7月は、気象庁によると、日本の観測史上(125年間で)最も平均気温が高かったとのこと。
この暑さは、10月まで続く見込みなんですって。。。
夏バテ防止のため、昨日の夕食は、鰻にしてみました。
近所のスーパーで特売してた(^^♪
美味しい鰻を食べて、元気100倍!
夕食後のzoom打ち合わせも、いい感じでできました。
今月も、いい仕事ができそうです!
さて、暑さが続くと、身体は疲れやすくなります。
身体が疲れたり、忙しかったりすると、気持ちの余裕も減って、
社員さんに対して、
と諦めモードになってしまうこと、ありませんか?
経営者の方は、いわゆるデキる方が多いです。
だからこそ、他人にも同じように頑張ってもらおうとして、その難しさに悩まれる方も少なくありません。
そもそも、人は他人にコントロールされることを嫌います。
指示の中身がいいことであっても悪いことであっても、他人から「変われ!」と言われることは、イヤなんです。
こう聞くと、
と思われるかもしれませんね。
ところが、たった1つだけあるんです。
他人に変わってもらう方法が。
何だと思いますか?
それは、その人以上にその人の幸せを考えることです。
それでは、幸せって何でしょうね?
五感思考マネジメントのベースであるアドラー心理学では、幸せを次のように定義しています。
アドラーは、人が生きていく上で、共同体感覚を持てることが大事だと言っています。
「共同体感覚って、何?」となりますよね。
共同体感覚とは、会社・家族・趣味の仲間など、何らかのコミュニティ(共同体)において、「自分は所属していていいんだ」「ここに自分の居場所がある」と思える感覚のことです。
この共同体感覚の中で、次の3つの感覚が増えていくと人は幸せだと、アドラーは言っています。
3つの感覚とは、
1.自分が好き(自己受容)
2.人は信頼できる(他者信頼)
3.私は貢献できる(貢献感)
です。
「幸福の3条件」と言われています。
それぞれ、もう少しだけ詳しくご紹介していきますね。
1. 自分が好き
そのコミュニティの中で、「自分はダメなヤツ」ではなく、「自分OK」「頑張ってるな」「いいんじゃない」と思える感覚です。
2.人は信頼できる
心から信頼できるという程ではなくても、任せられるお仕事があるとか、「まぁ、仲良くやっているよね」と思えること。
周りは敵ばかりと思っていたら、苦しいですものね。
3.私は貢献できる
「私は、役に立てる」という感覚です。
これは、分かりやすいのが、ご高齢の方の例です。
あるおばあちゃんに自分が好きかと聞いたら、好きだと答えてくれる。
家族は信頼できるかと聞いたら、信頼できると。
でも、自分が何かをしようとしても、「何にもしなくても大丈夫よ」と言われて、必要とされているという感覚がなくなってしまうと、めきめき弱ってしまったりします。
お庭の植木に水をあげる。ゴミ出しをする。ちょっとしたお料理を作る。
何らかの役割があるというのが、大事なんですね。
「自分が好き」「人は信頼できる」「私は貢献できる」の3つの感覚が増えていくと、人は幸せだと感じられる。
つまり、人は、本来、自分が好きだと思いたいのです。
周りの人が信頼できると思いたいのです。
私は役に立てると思いたいのです。
逆に言いますと、
自分がダメだと思いたい人はいない。
周りを敵だと思いたい人はいない。
役に立ちたくない人はいない。
んですね。
必ず、です。
あなたの下で働いている社員さんもです。
クライアントさまに、五感思考マネジメントを取り入れていただくと、
とおっしゃっていただけるようになります。
このような結果が得られるのは、私や社長が社員さんたちに「ワクワク働くように!」と命令しているからではありません。
「共同体感覚」と「幸福の3条件」が、社長さんにも社員さんにも増えていくからなんですね。
ぜひ、「共同体感覚」と「幸福の3条件」を意識されて、社員さんたちに関わられてみてください。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!
本日の問いかけ社員さんに「ここで働くことが幸せだ」と感じてもらうために、何をしてみましょうか?