孤軍奮闘しているような気持ちになったなら
【day1770】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
最近、また、「ブログを読んでます!」と言われることが増えました。
「よもや!よもや!」と驚くような方もいたりして、やはり嬉しいです。
毎日ブログを書き始めて、来月で丸5年になります。
コツコツ書いていると、じわじわ広がっていくものなんですねー。
今までも、ちょこちょこと「今日のブログ、刺さりました!ありがとうございます!」とメールなどで反応をいただくことはありました。
とは言え、さほど多いわけではありません。
直接の眼に見えるフィードバックはなくても、このブログから何らかいい影響を受けてくださっている方が思っている以上にいるのなら、有難いです。
自分がやっていることを、ひっそり見てくれている人っているんですよねー。
その昔、こんなことがありました。
ライバル企業に吸収合併された直後に、マネージャーの任を拝命しました。
そして、就業時間の7割を船こいで寝ている、父親ぐらいの年齢の部下ができました。
社長のコネで入ってきた人で、誰も何も言えない状況でした。
ただ、さすがに使えないとなり降格降給になって、私の部下になったんです。
彼は、ため息ばかりついては、「仕事なんてやってもムダムダ」と言っていました。
吸収合併された直後の人事でしたので、私は「私のことを辞めさせるための人事かな?」とすら思えました。
でも、コーチングを学び始めたところで、「ここで逃げちゃダメだ!」と思ったんです。
「この人といいチームになりたい!」と思ったんです。
当時は、もうホント必死で、彼の肩を叩いて起こして、飴を渡して寝ないようにさせたり、ちょっと仕事やってもらえたら、褒めてみたり。
「これから、どういうことをやってきたいんですか?」
「今まで、どんなことされてきたんですか?」
いろいろと「どうしたら、やる気になってくれるかな?」と、がむしゃらに関わったんです。
でも、なかなか変わりませんでした。
さすがの私も、心折れるわけです。
「こんなことやってもムダなんじゃないか。もう諦めた方がいいのかな」と。
そんなある日、深夜まで残業していたら、今まで話をしたこともなかった隣の部署の部長から、声をかけられたんです。
「大図さん、スゴイよね!頑張ってるよね。みんな見てるよ。」と。
あーっ!やってることを見てくれている人がいる。
孤軍奮闘している気持ちになっていたけど、違ってた。
やっていることは、ムダじゃない。
もうちょっと頑張ってみよう!と勇気が湧いてきたんです。
そして、その後、件の部下に変化が起こり、とても頼りになる存在となり、いいチームになることができました。
黙っていても、実は心で応援してくれている人はいると気づかせてくれた隣の部長の存在は、大きかったです。
ですので、もし、あなたが孤軍奮闘しているような気持ちになったなら、社員さんの本当の気持ちを聞いてみてほしいです。
きっとあなたが思っているより、「一緒に頑張りたい」「もっと会社をよくしたい」と思っているはずです。
袖振り合うも他生の縁。
社員さんたちは、ご縁をいただいた仲間です。
せっかくですから、1人で頑張らずに、社員さんたちと一緒に楽しく進めたらいいですよね。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!