幹部社員の下でスタッフがグングン育つ方法
【day1650】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
先日、クライアントさんから、
とおっしゃっていただきました。
嬉しいです!
こちらのクライアントさんは、ほんの数ヶ月前、
とご相談を受けたからです。
「職人気質なもので、アレやれコレやれってスタッフに指示するんですけど、若いスタッフがなかなか定着しなくて。」
「なので、このままではマズイなと思い、任せるように言ったんです。あんまり言い過ぎずに、各スタッフのペースをみてやって。」
「と言ったら、ほったらかしにして、頑張らないスタッフもでてきたんです。」
「だから、その後、アレやれコレやれって言うやり方に戻したんですけど、若いスタッフがまた辞めるって言ってきたんです。どうしたらいいでしょうか?」
ということでした。
実は、マネジメントスタイルには、4つのスタイルがあります。
1つ目は、指示型マネジメント
「何をするか、どうやるか」を示すスタイルです。
指示型をとられる方は、優秀な方が多いです。
指示型が気をつけたい点は、自分自身が業務に詳しくない場合、指示ができないのと、考える部下が育たない可能性があります。
2つ目は、放任型マネジメント
いつまでに、どんな結果を出す必要があるかだけを伝え、「何をするか、どうやるか」は、本人の裁量や能力に任せるスタイルです。
放任型をとられる方は、忙しい方が多いです。
放任型が気をつけたい点は、社員・部下の経験や能力がその時点で未熟だった場合や、何か漏れなどがあった時、ますます忙しくなってしまいます。
3つ目は、傾聴型マネジメント
話をよく聞く、いつでもしっかり悩み相談を聞くスタイルです。
傾聴型をとられる方は、心優しい方が多いです。
傾聴型が気をつけたい点は、相談に時間を使い過ぎて、必ずしも成果に繋がるとも限らない点です。
4つ目は、対話型マネジメント
問いかけを通してやる気を引き出し、自分で考え行動する思考パターンを育てるスタイルです。
「何がやりたいの?」
「どうなったらいいの?」
「そのためには、どうしたらいいの?」
“やり方”を示すのではなく、“どう考えたら、上手くいくやり方が見つかるのか“を示していきます。
対話型が気をつけたい点は、上司側の対話型で関わってもらった体験が少ない場合も多いため、当初、時間がかかることもある点です。
先のクライアントさんの会社では、指示型と放任型をいったりきたりしていたんですね。
これからの時代のオススメは、対話型です。
昔は、モノを作れば売れた時代。
「上からの命令を着実にこなす人材」が求められ、重宝されていました。
だから、指示型のマネジメントが合っていたんです。
しかし、今は、事業のライフサイクルも早くなり、同じものを作り続けているだけでは、すぐに売れなくなってしまいます。
いろんなアイディアを出したり、新しいものを作り上げ、今まで以上に、進化・変化をしていく必要があります。
上司や先輩から言われたとおりに動くだけでなく、「自主的に行動できる人材」が重宝され、求められるようになってきたんです。
この「自主的に行動できる人材」を育てるのに、対話型のマネジメントは、うってつけです。
先のクライアントさんの会社では、この数ヶ月、対話型マネジメントに取り組まれてきました。
とおっしゃっていました。
嬉しいです!
対話型マネジメント、お試しくださいね。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!